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卯花日記(10)... 

2017年04月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し














M10がウィーンから手元に来て3日後に京都に向かった.
使っていてM10のファインダー視野が少し広がったのはやはり気持ちが良いのだが,小生はこれまで宮崎光学製の1.15倍マグニファイアーをファインダーに装着して使っていたので,やはりあった方が良い.加齢でよけいにより正確な二重像合致のためには欠かせない.
そう思っていたのだが,Mから取り外してM10に付けようとしてもユルユルなのである.M10のファインダー接眼部径の方が少し広いのだ(考えてみれば当たり前です).しかたなくマグニファイアーなしで上洛した.








Fujifilm X70









大阪を撮り歩いて,まともに京都を撮ろうと思ったのが4日目.
ついでに京都ライカに寄ってみるかと思い立ち,花見小路に向かった.うわっ!凄い人,人,人.通勤電車のラッシュなみ.ほとんど外人.しかも白人系がやたら多い.道はもう歩行者天国状態.
人をかき分けて京都ライカに到着.
マグニファイアーのことを店の方に何気なく話したら,「ああ,ファインダー接眼部内側にねじ込んで直径を従来の大きさにするアダプタリングがありますよ」と教えて貰った.そんなのがあるとは思わなかった.さっそく見せて貰う(Fig.1).
なんと,この薄っぺらいリングが5,000円也 ( ̄□ ̄;)ガビ−ン し,し,しょうがないかぁ... ああ,ウィーンのライカショップからM10と一緒にとっておけばよかった〜 o(´^`)o ウー 下調べの足り無さを嘆いたのでありました.

正しくはレンジファインダー・スレッド・アダプター(Ref.24001)という.
Fig.1の1のようなレザー調ケースに入っている.取り付けに使うライカロゴ入り特性カニメレンチも付属.
マグニファイアーに先にスレッド・アダプターをねじ込んでレンチで固定して接眼部に普通にマグニファイアーをねじ込んでやる.カメラからマグニファイアーを外すと接眼部にねじ込んだスレッド・アダプターはそこに残っている(Fig.1の3).
外す時も特性カニメレンチを使ってやる.

「ケースはライカロゴ入りの名刺入れとしても使えますから」とは店員の弁 ┐(-。ー;)┌ヤレヤレ 
それにしても5,000円とは...

予想外の出費のあと,直ぐそばの建仁寺の山門付近を覗き,夕飯の鴨川河畔の「ラ・ロカンダ」へ向かった.淀屋橋に帰らなくてはならないので,夜一で予約しておいた.
相変わらず手の込んだ仕事をしているのだろうことを想像させる深みのある味.それをそうと見せないところがよい.盛り付けも華美ではく,センスが良い.
エトフェによってしっかり鉄分のまわった肉質の鳩のロティを部位ごとにディスプレイして楽しませてくれる.アスパラガスのスープも印象に残った.それにラ・ロカンダ名物のトマトエキスのパスタ.美味かった.ホウボウの軽く燻製にしたグリルは鼻腔をくすぐる.ガトーにはピエール・エルメのミニマカロンも当然ついている.
結局3時間くらい居たのだが,気がつくと日本人客は小生らのパーティーだけ.カメリエーレが,夜は日本人客は少ないですね,と話していた.ここのホテル,稼働率98%はキープしているという.


どうでもいいネタを一つ.
M10の電源スイッチ・レバーの指標に赤ドットが軍艦部に付いている(Fig.2,A).Mまでは連写だのセルフだののマークが付いていたが,M10 からはそれらがない代わりに赤ドットが付いた.
で,電源OFFの時にこの赤ドットが見えるようになっている(Fig.2,A).
こういう仕組みって,どこかで見たよなぁと思い起こしてみると...
そう,拳銃の安全装置の解除,設定のマークとして使われていた.直ぐに思い出したのが,Walther PPK/S.勿論,ライカと同じドイツ製.











Fig.2はM10とPPK/Sのそれを比べた.
PPK/Sでは発射可能状態は,Fig.2, Bのようにセーフティー・レバーを跳ね上げて赤ドットが見えるようになる(撃鉄がコッキングされています).つまり,赤ドットが見えているということは,発射できるぞ,というサインなのだ(同様なことはベレッタM92FやWalther P-38,Lugar 08(?)でもあったように記憶).
ライカではOFF時に赤ドットが見えていて,撮影可能状態では赤ドットを覆って隠す仕組み.
同じドイツ人でも嗜好,思考が違うのが面白い(設計がドイツ人だという前提で).素直に考えれば,PPK/Sのように発射可能,言い換えればONのときに赤印が出るようにするのが筋なんじゃないのかねぇと思う次第.
という,どうでもよい話でした.

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