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釣り師カッチャン

17&18冊読破です。 

2017年04月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

雨の多い天候で中々桜の花見が満足出来ない今春です。 そんな中で17・18冊目は 辻原 登 さんの 「許されざる者 上・下」 です。                第51回毎日芸術賞受賞作  内容・・・・・  紀伊半島は熊野川の河口に位置する街、森宮。医者の槙隆光は貧しい者から治療費を取らないことから親しみを込めて“毒取ル先生”と呼ばれていた。ときは1903年、豊かな自然のなかで暮らす槙たちの周りには鉄道敷設や遊郭設置などの問題が起こり、一方で日露戦争開戦の足音がすぐそこに迫っていた―。歴史上の人物に材を取り、当時の情勢と熊野の人々を瑞々しく描いた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  日露戦争当時の世相を背景に、先進思想に富むドクトル槙と旧藩主永野家当主忠庸夫人との許されざる恋の行方を主軸に、和歌山の地方都市「森宮」を舞台に繰り広げられる様々な事件を、事実とフィクションを上手く綴り合わせて描く大河小説。日露戦争を含む当時の歴史的事件とその当事者たちと、和歌山県は新宮町の地方風俗とそこに生きる登場人物たちとが、見事に融合されて魅力ある小説となり何処までが史実で、何処からがフィクションか定めがたいほど見事だ。ジャック・ロンドンとの大連での再会や森鴎外や田山花袋との旅順での邂逅など、それこそワクワクするほど興味深い場面だ。  辻原登さんの作品は「読書の至福時間」一杯頂け満足満足、感謝!!

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