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平成の虚無僧一路の日記

ロの音10年 

2017年03月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「首振り3年、コロ8年」の先がある。「ロの音10年」。豊橋のMさん、岡山の国際尺八研修館での「国際尺八フェスティバル」に参加して、アメリカ人の尺八家、ジョン・海山・ネプチューンの「尺八の練習方法」という講習を受けてきた。今や、外国人に尺八を習う時代なのだ。彼の話では、「ロの音に50分」という。全部の孔を閉めて出す筒音は、まず竹が良くなければ鳴らない。多少悪くても、技術と努力で鳴らす。鳴ってくるまでに、毎日50分、ロの音ばかり吹く。それからいろいろ練習すべき課題があって、ネプチューンは毎日10時間、基礎トレーニングを積んだという。日本人顔負けである。それまでの尺八界では、わけのわからない地歌、箏曲を吹くだけで、こうした基礎トレーニングを教えるところは無かった。名古屋駅前は格好の練習場所。日中は、人通りも多く、道行く人の足も速い。通り過ぎる瞬間に聞いてもらえる音は一音ぐらいだ。「一音成仏」一音でどれだけ相手の心に届くかの真剣勝負。ロングトーン、笹吹き、楔吹き、ロの音だけでも十分なのだ。メロディはかえってうるさく迷惑に響く。ロの音50分の練習が可能なのだ。

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