つれづれに

68歳の日記 

2016年11月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:夢に向かって

2 歌の収録
よく行くカラオケスタジオの一つが歌の収録に最適なので、そこのママにお願いして定休日の半日を借り切った。他の客がいると、話し声や拍手の音でダメなのだ。ビデオの制作業者は手慣れたもので、約束時間の前に店に入り準備を進めていた。勿論私は歌の収録など初めてだ。簡単な打ち合わせの後本番へ。のどの準備体操を兼ねて、高音部がある曲を1曲。これは今日の収録曲ではない。そしてすぐ本番へ。

川の流れのように・千の風になって・風雪ながれ旅 ・・・と、8曲歌い終えたのだが、5曲目くらいから声が十分続かなくなり、フレーズの終わりが最後まで伸びなくなった。おまけに、大切な歌の強弱が十分つけられない。持病の気管支炎の影響が現れ始めたのだ。2週間ほど前から分かっていたのだが、業者の予定は簡単には変更できず、この4〜5日は毎日ほど歌って、肺の調子を
確認していたのだ。昨日の調子でもあまり影響ないとみていたのだが・・一番大事な時に限って病気が悪さをする。これには参った。

4年前に私の歌と楽器とでコンサートをやった時も、その時期に合わせて持病の喘息がキバをむいたのだった。本番20日前のリハーサルでは全く歌う事ができず、ピアノその他の音合わせだけで終わってしまった。薬の増量で何とか本番を乗り切ったのだが、聴く人には不調は何となく伝わるものだ。

これからの私の人生を左右するほど重要な、今回の収録で、それも、昨日はそれほどでもなかった病気の影響がこの場に及んで現れるとは。
翌日録音の歌を聴き、映像はOKなので、歌のみやり直すことにしたのだ。
幸いなことに、1週間後の歌のみの再録音は、全8曲を失敗なしの1発で終えることができた。この音声を先日の音声と入れ替えることに。
あとは、老人ホームでの収録分とスタジオ分を編集して、それを業者が1枚のDVDに仕上げる。今からの私の仕事は、そのDVDを引っさげて有料で歌わせて頂ける客を探すのだ。頼りになるは己の足と運の二つだけ。ネットのYou-Tubeの活用は当然のことだが。

70歳を目前にしてのチャレンジだが、願わくは「大器晩成」のことわざを地で行く1老人になりたいものだ。



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