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日々徘徊〜♪

お坊さんの袈裟の色は何故黒? 

2016年09月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

 と質問を読んでみました。
僧侶の袈裟や占い師の服に黒が多いのは、
悪い気に取り憑かれないためとの回答

で他の人は それもお坊さんが回答でした。

国によって違う、ということではないようです。

もともとお坊さんの衣服と言うのは、財産になるような私有物を持つことが禁じられていた為、雑巾のような古布を縫い合わせて作られた、糞掃衣(ふんぞうえ)と呼ばれる物が由来となっております。

その糞掃衣は、インドのある王様が、仏教僧と、バラモン教の僧とを間違えた為、一目で仏教僧とわかるように、服飾規定が設けられ、純色と呼ばれる青・黄・赤・白・黒に色を混ぜて濁らせた壊色という色が基本とされ、草木の汁や、鉄サビなどを使って染められた、と言われます。「袈裟」と言う言葉も、インドの言葉で混濁色意味する「Kasaya(カシャヤ)」という言葉に漢字を当てたものだそうです。

ではなぜ、国によって衣の色が違うのか、ということなのですが、国というよりも、宗派や文化による違い、と考えたほうがよいのかもしれません。日本でも、各宗派によって、衣に関する決まりはそれぞれ異なりますし、東南アジアと日本では、仏教のタイプも、また文化や気候も大きく異なるため、衣の色が異なってきたと考えられます。

東南アジアの衣は、インドに気候が似ているため色も形も基本に忠実なものですが、日本の衣は、インドや東南アジアより寒い気候風土に合わせた形になり、黒色がよく使われるのは、慎み深さを表している、と言われます。

ただ、衣にはいくつか種類があり、日本で見る黒い衣は普段使いの物で、法要などでは色のついた衣を身につけることもありますし、普段も黒以外の衣をつける宗派もありますので、日本のお坊さんも衣は黒でなければならない、というわけでもないんですよ。

とありました。イメージ的には夏も黒が多いと・・
茶色も観たことがあります。



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asi asiさん

お京さんさん

お早うございます。
初めまして。
コメント戴まして大変光栄に思います。
お坊さんの袈裟の色
本当になんでも疑問に思えますが
深くまでは知ることはありません
知りえますと納得したりの感心したり・・。
その道のご職業は 服装などで大方決まりますね。
日本もそれなりに昔からの文化
茶道 もいまだに利休のようなお召し物と頭にも
道行く姿を拝見します。
またのお越しお待ちしています。
有難うございます。

2016/09/19 09:54:57

お陰さま

asi asiさん

普段、気にも止めないようなことが、意外と重要な事柄だったりします。今回は思わぬ知識をありがとうございました。

2016/09/19 08:54:24

マッちゃんさん お早うございます。

お京さんさん

袈裟の色の事でコメント戴まして有難うございます。
偶然ですが 私の実家も
知恩院派浄土宗です。
でも倉敷に菩提寺があります。
知恩院さんの
大晦日に除夜の鐘衝きはいいもので時々
行ってます。
この時はみなさん茶色の袈裟を
そして17人の僧侶が順番に鐘を 
「えぃ〜ひとぉぉぉ〜つ」
14年の?ブログにも載せています。
去年は行きませんでした。
https://youtu.be/NsVA4VMXfAY

皆さん開門の前 夜の八時にはもう並ばれています。
それでよこ演習もあり この時鐘つきを失敗されますと 本番はダメらしいと・・(T_T)
いつもお越し有難うございます。

2016/09/19 07:03:08

マツちゃんさん

お京さんさん

お早うございます。
夜半よく振りました。
台風は嫌ですね。 来ないでほしい。

さて、 お坊さんの袈裟のお話での画像は、
京都は 南禅寺です。
これから紅葉も綺麗になります。
お尋ね戴まして、有難うございます。

2016/09/19 06:41:38

袈裟

マツちゃんさん

写真、立派なお寺ですが・・・??

2016/09/18 21:37:48

袈裟

マツちゃんさん

興味深い袈裟の色の話・・・ありがとう!
私のお寺では、夏の袈裟は紫か?黒ではなかったような・・・知恩院派浄土宗です。
袈裟の継接ぎの話は・・・面白いですね!
お京さんの話は興味深いです〜何となく聞いていた話を、簡単明瞭に教えて頂き感謝です〜理解した心算ですが・・・・・

2016/09/18 21:36:24

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