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雑感日記

世界で唯一の文化、三木の鉋で仕上げた椅子 

2011年02月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



★下に掲載したブログは、昨日excite の方にアップしたものです。
これを読まれた、埼玉県川口市のViveLaBibendum から    『まるでヴァイオリン鉋ですね。愛馬の車検を通すのに思いの外大工事になって3/05会期に間に合うか判りませんが、間に合ったら馴らしがてら観に行きたいです椅子展。』 とのコメントを頂いて感激です。
ひょっとしたら、三木でお会い出来るかも知れません。
『世界で唯一の文化、三木の鉋で仕上げた椅子』  素晴らしいと思いますので、こちらのブログにもご紹介いたします。
 
 
 
★昨日、こんな葉書が10枚ほど入った封書が送られてきました。
丁寧な自筆の手紙が添えられていました。差出人は、三木の日月くらぶ  徳永家具工房の 徳永順男さんからです。
2月15日から3月5日まで、三木市立堀光美術館で、『三木の鉋で作った 鉋仕上げの椅子展』 が開かれるというご案内なのです。

★徳永順男さんとは、実は面識はありません。
素晴らしい技術を持たれた『職人さん』だとは聞いていますが、『ただの職人さん』ではないようです。日月くらぶには一度だけお邪魔させていただいて、息子さんにお会いしてブログにも紹介したことはあるのですが、そのブログ、探してみたが見つからないのです。
でも、日月くらぶにも、そこに展示されていた手作りの家具などにもすごく関心はあって、こういう家具などをもっと三木は広報すればいいと思っていました。

『三木の鉋』とは多分こんな鉋のことを言うのでしょう。この写真は私が撮ったものではなくて、kwakkyさんのこんなブログからお借りしてきたものです。
この鉋とその鉋で作られた椅子の事を徳永さんはこのように書いておられます。
『日本は古来よりタタラによる製法で砂鉄から鋼を作る技術を培ってきました。そして鋼を鍛錬することで世界に例を見ない強さと、切れ味の刃物を生み出しています。然しその技術は明治以降、洋鋼の輸入により忘れられていきます。
現在兵庫県三木市に過去の物とされようとしている日本のハガネの世界を蘇らせ、木を生かすツールとして、卓越した技で刃物を制作する者がいます。 この刃物と出会った驚きは、『日本人が過去に何を作り上げてきたのか』その事に対する無知をさらけ出したカルチャーショックのようなものでした。
鉋で椅子を仕上げる。  これは何ら特別のものでもないない普通の響きなのですが、柱や板と違い、複雑な形状のものを大小様々な鉋を使い仕上げる事は世界でも恐らく初めての試みであり、それを可能にさせる世界で唯一の文化なのです。 つたない力量なのですが、 ここに展示致しました 日本が生みだした木々を日本の鋼で仕上げた椅子は、木を表現するうえで新たな価値観を確実に得たと自負し、実感できるものだ、と思っています。 どうぞ木肌に触れていただきサンドペーパーとの違いをお楽しみください。                            徳永拝』

 
★私は、三木の鉋で仕上げたテーブルの木肌の感触を 自分の手で確かめたことがあります。確かにそれは、サンドペーパーで仕上げたものとは完全に差別化されたものでした。
こうした、日本の独特の文化を守り、それを生み出す三木の刃物の伝統のすごさを三木市民が知って、それを守り育てるような活動に繋がればと、思っています。

日月くらぶはこんなところです。静かな昔の三木の佇まいの中に、古民家を再生して、如何にも旧い三木のいいイメージいっぱいのところです。三木に徳永順男さんのような方がおられることは素晴らしいことだと思っています。
こんなブログもあります。
★『日本一美しいまちをめざすみき』にふさわしい『Kanna-finish の椅子展』のご案内です。是非三木に、お越しになってください。
そして世界で唯一の文化、日本が生みだした木々を日本の鋼で仕上げた椅子の素晴らしい感触を、 どうぞ木肌に触れていただきサンドペーパーとの違いをお楽しみください。
 
★NPO The Good Times はカワサキと三木のメンバーのコラボでスタートしました。
ネーミングThe Good Times はカワサキから頂きましたが、
この会員カードの色、オレンジは、
『鉄を鋳る炎の色、情熱のオレンジ』 伝統の三木金物指定のカラ―です。タタラの色なのです。

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