メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たかが一人、されど一人

過去の清算 

2016年08月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

事務所閉鎖の準備が着々と済んでいる。昨日は不動産屋に解約通知を出しに行った。大家の奥さんに何かと世話になったので「よろしくお伝えください。」と言うと馴染みの女子事務員が「大家さんもお嘆きになるでしょう。」とのこと。大家さんには顔を会わせるたびに、必ず何か差し入れを貰っていた。場所が良い上に家賃も安いので、後の借り手に不自由はないだろうが、こちらも手間のかからぬ程度の良い店子であったことは間違いない。不動産屋に言わせると「そりゃ引っ越しは大変でしょう。70歳を超して家を新築すると、すぐ死んでしまうと言われるのは、ありゃ引っ越し疲れですよ。」とのこと。分からぬでもない。事務所においてある書籍は、明後日古書店に引き取りに来てもらう段取りが付いた。値が付くような本は1冊も無いことは分かっている。しかしブックカバーだけは外しておいてくれとのこと。書棚とキャビネットにしまい込んである本は背表紙が見えるようにしてあるが、箱に入れてあるものは買った状態のままだ。これが約300冊ほどあったろう。朝から床に座り込んでカバー外しで約1時間半。ブックカバーを外すと内容が記憶に蘇る本もあったり、全く内容が分からないものもある。中には改めて読みなおしたい本もあるが、そんなこと言いだせば整理はつかない。すっかり腰が痛くなってしまったので、接骨院に行って揉んでもらったら大分楽になった。午後は先日亡くなった<むの・たけじ氏>の追悼ビデオを見た。今から5年前に収録されたものであるが、非常に見応えがある。即ち過去の清算に関するもの、是非皆さんに視聴をお薦めしたい。http://www.videonews.com/marugeki-talk/514/氏は先の大戦の終戦当日に「国民に正しい報道が出来なかった」ことを理由に勤務していた朝日新聞社を退職したことはよく知られている。氏の話を聞くと、戦後国会図書館に通って自分の記事を全部チェックしたそうだ。結果、嘘を書いたことは一度も無いことは確認できたが、真実を書かなかったことが結果的に国民を騙したこと。更に指摘するのは、直接軍部から記事に関して強制されたことは一度も無く、全て自主規制であったことを率直に述べている。そしてこの状況は現在も全く同じであろうと想像し、戦争で何が一番いけなかったかについてはっきり言っている。満州事変以降の15年戦争を通じて、日本人は全員自主性を失い、無責任になってしまったことに尽きる。確かに仰る通りである。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ