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麻のケット 

2016年08月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



    

長い間手もつけなかった押し入れの棚の上を整理しました。
ボックス様の太い枠縁のビニール袋に折りたたまれて入っているのは、確か誰かの法事の返礼にいただいたものです
地味な藍色のケットで手触りもゴワゴワだったので、一見広げもせずそのまま収めて10年くらいは経っているでしょう。

新品なのに顧みもされずゴミ捨て場へ送られるのはかわいそう、せめてリサイクルにでもと念のため広げてみました。
表も裏も詰めものも麻100%、 一面しぼの入った藍染で両サイドに生成りの麻、
江戸文様の「立涌」に似たシンプルな優しい波模様のミシン刺し目もなかなかの感じです。

今使っているペタペタのタオルケットの10倍はしそうだわ
肌触りもそれほど違和感がなく、その夜早速使用してみました。

「立涌」とは地上の気がゆらゆら天に向かって立ち昇る雄大なイメージを表しているのですが
少し異なる波模様も日本古来の文様に変わりないので、敢えて同一視することに決めました
手足に纏いつかないさらっとした肌触りは、麻織物の良さを十二分に体感させてくれて
夏の夜の寝苦しさに、取り換え引き換えのガーゼやタオル地、ポコポコの綿地、羽毛などのどれよりも快適です!

こんな逸品を今頃になってようやく気づいたとは なんて迂闊だったんでしょう
越後上布や小千谷縮など夏の着物に日傘、麻の洋服地などを敬遠したのも若い頃でした(*_*;

朝になってベッドを整えるとき、
もみくちゃになったケットのしわまでが、なんだかとても素敵な文様に見えてしまいました。

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