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「軌跡は奇跡」 

2016年07月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:俳句ポスト投稿

 俳句集団「宇宙(そら)」は、2015年9月29日、津軽の地に誕生した。そのメンバーは、主宰の津軽わさおを含み、男子3人、女子2人の計5人である。

 今のネット社会を踏まえ、俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。

 どういう意味か。

 まず、俳句集団でありながら、俳句誌は、作らない。俳句誌を作るのは、手間暇がかかり、しちめんどくさいからでもあるが、それ以前に、5人のメンバー全員がそれぞれに忙しい。とても、俳句誌を作るなんぞの時間がない。

 俳句誌を作るどころか、俳句集団として吟行をしたり、句会を行う時間を確保することすらできないでいる。

 考えてみれば、世の中で一生懸命生活している人々は、それぞれみんな忙しい。津軽わさおだって、若い頃は、仕事をして息抜きに飲むくらいで、世のため人のため、仕事に忙殺された人生であった。

 その頃、「俳句作り」なんて聞くと、鼻で笑ったことだろう。とてもじゃないが、「俳句作り」などという悠長なことをやる暇なんかなかった。もっと大事なことがあり、それに時間が取られる毎日だ。と、主張しただろう。

 今、津軽わさおは、シニアであり、他のメンバーよりは時間があるが、それでも、やることが多いから、結構忙しい。


 しかしながら、今のネット社会は、大変ありがたい。メンバー全員が直に集合する時間がほんのわずかでも、パソコンがあり、スマホがあり、メールなどがあり、情報交換、情報共有、コミュニケーションは、瞬時にできる。

 だから、津軽わさおの若い頃に比し、一人で俳句作りをすることはもちろん、俳句集団として俳句作りをすることにおいて、手間暇は雲泥の差である。

 ネット社会の恩恵は、多岐に渡るが、俳句作りにとっても恩恵は大である。

 そして、俳句集団「宇宙(そら)」にとって、「俳句ポスト365」ほどありがたいものはない。「俳句ポスト365」は、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトである。その選者は、TBSで木曜日放送のプレバトでお馴染みの、当代超一流の俳人、夏井いつき先生だ。

 で、改めて断言するのだが、日本全国広しと言えども、俳句作りの学びの場として、「俳句ポスト365」→夏井いつき先生→プレバト→「俳句ポスト365」→夏井いつき先生→プレバトといった、言わば循環学校に勝るものはない。


 俳句集団「宇宙(そら)」は、2015年9月29日に誕生したため、俳句集団「宇宙(そら)」としての投稿は、第129回 2015年10月1日週の兼題「栗」以降、これまで21回だ。メンバー5人による投稿結果の内訳は、次のとおりである。

 全21回 37人選、68並選、1よしあきベストセレクション

 このうち、第1回の投稿結果の内訳は、全1回 1人選、2並選、1よしあきベストセレクションと、メンバー5人で3人が入選し、しかも1人選であることがこの上なく嬉しかった。

 ご案内のように、「俳句ポスト365」には、毎回、全国の700人程度から、3,000句程度が投稿され、そのうち入選句は500句程度だ。残り2,500句は、ボツとなる。17%が入選で、83%がボツというのは、厳しい。入選の「天、地、人、並」の内訳は、毎回、天の俳句1句、地の俳句9句のほか、大体、人選の俳句200句、並選の俳句300句だ。

 そして、第2回以降直近の第21回までの投稿結果の内訳は、全20回 36人選、66並選と、目下、20回連続で全員入選を続けている。

 この軌跡を振り返ると、まさに奇跡である。

 全員入選が10回連続に達した時、信じられなかった。それが15回連続となった時、大いに吃驚した。16回、17回、18回、19回と続いた時点では、20回連続達成を天にお願いしたものだ。

 結果、天は、俳句の神様は、俳句集団「宇宙(そら)」に20回連続の全員入選の栄誉をお与え下された。メンバー5人一同、ありがたく、ただありがたくお受け仕った。

 俳句集団「宇宙(そら)」の元々の目的は、日本の俳句界に新風を吹き込むことである。日本の文学界において幾多の先達を生んできた津軽。その津軽に、俳句集団「宇宙(そら)」あり。

 との気概を持って、この先、前述の俳句作りの循環学校で精進を続けていきたい。俳句集団としての吟行がなくても、句会がなくても、各人の一人吟行でやれるさ。




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