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小春日和♪ときどき信州

本・石田千 「からだとはなす、ことばとおどる」 

2016年07月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





内容紹介
〈わたしのからだ〉の声を聴く
「あたりまえに失われる毎日をひきとめたいと書くことは、だいそれた望みと思う」ふれる、うたう、なく、わすれる、きく……身体と心を言葉でとりむすぶ、22篇。
「なんだか、生きてるなと思う。きのうきょうと、びっくりするくらい生きてるなと気がついて、だれもいない女湯でふとももを揺らした。はだかで泣くと、とても軽い。赤ん坊というのは、もっとも勇敢な生きものだな。あんなにちいさくて、だれとも知らずに泣いているんだから」(「きる」より)
「あたりまえに失われる毎日をひきとめたいと書くことは、大それた望みだと思う」
ふれる、うたう、なく、わすれる、きる、はしる、かく……22の動詞をめぐって紡がれる文章は、自身の身体と心にまっすぐ向き合い、ときにばらばらになりそうなそのふたつを言葉でなんとかとり結ぼうとする、ささやかだけれど果敢ないとなみ。ひとつひとつ丁寧に重ねられていく言葉から、日常が非日常となり、色彩は華やぎ、五感は研ぎすまされる。 「なんだか、生きてるなと思う。きのうきょうと、ビックリするくらい生きてるなと気がついて、だれもいない女湯でふとももを揺らした。はだかで泣くと、とても軽い。赤ん坊というのは、もっとも勇敢な生きものだな。あんなにちいさくて、だれとも知らずに泣いているんだから」
ときにドキッとする描写や、微妙な女心も顔をのぞかせる、独特のことばの「肌触り」。けっして〈わたし〉とは言わない石田千の〈わたし〉が、抑制の利いた文章ながら、いままでで一番自分をさらしている。22枚の章扉を飾る石井孝典による著者の写真にも、本人も気づいていない〈わたし〉が写っている。

[目次]
ふれる
わたる
ふりむく
なおる
えらぶ
はしる
はなす
まつ
うたう
わすれる
なく
おちる
かく
きる
かえる
おす
ひく
とぶ
ねる
やむ
きく
おどる


               

 読書備忘録 

ときどきドキッ!そんなこと言う?があるけれど、ほんわかりんします。
からだとはなす・・・話していますね。病弱というのはよく書かれているけれど・・・丈夫な私からは、そうなのね・・・。

なおる
即身仏・・・人が来ると必ず連れていく。って・・・あまり喜ばれない!そうでしょう。

かえる
もう会えない。それは亡くなった人だから・・・自然の事ね・・・

おす
お年寄りむきの上手な死にかたの本がどんどん出ているのをみても、年をとっても死に方にとまどう。みんな、生まれてはじめてのことなのだから。
あっさり逝きたいわけね。あれ?さっきまで笑っていたのに、どこも悪くなかったのに・・・理想です。

素敵・・・石田千さんは後を引く・・・

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