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映画が一番!

ブルックリン 

2016年07月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は七夕ですね。短冊に書いたお願いは、
”健康で長生き出来ますように”、
”サマージャンボで7億円当たりますように”と
小さなお願いをしました。

今日の映画紹介は上映中の「ブルックリン」。
1950年代、アイルランドからニューヨークの
ブルックリンにやってきた移民の少女の
青春や揺れ動く心を描く、ヒロインの成長物語。

キャッチコピーは、
”誰を愛するかを決めることが、
どんな自分になりたいかという答えになる。
手紙の時代の物語が、永遠の真実に気づかせてくれる”。

1950年代、アイルランドの小さな町に住む
エイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、
美人でキャリアウーマンの姉、
ローズ(フィオナ・グラスコット)とは対照的に、
大人しく目立たない存在だった。

しかし、姉の勧めで、
”アメリカへ行くの、姉さんのおかげよ”と、
ニューヨークのブルックリンへ行くことを決心。

エイリシュは船でアメリカを目指すが、
初めての船旅で船酔いやトイレの争奪戦に悩まされるが
同室の女性の助けで乗り越え、又、入国の時の
態度や生活についてもアドバイスを受ける。

ブルックリンではフラッド神(ジム・ブロードベント)の
助けで、アイルランド人のキーオ夫人が管理する
下宿に住み、デパートの販売員として新生活をスタートする。

慣れない環境に精神的、肉体的にも疲れる日々だったが、
”親愛なる妹へ、何千キロも離れたアメリカで
読んでるのね。すべてが新しく刺激的でしょう?”と
姉からの手紙を読み、ホームシックにかかるのだった。

そんな中、あるダンスパーティーで
イタリア系移民のトニー(エモリー・コーエン)と出会い、
”僕と踊らない、秘訣は”上手い”と信じて踊ること”、
”もっと早く知りたかった”と、お互い惹かれていく二人。

また、フラッド神父の勧めで大学へ通い、
簿記の勉強も始める。
”彼と出会って、ここでの生活に自信がついたわ”と、
夢への第一歩を踏み出したエイリシュだった。

端的に言えば、移民の苦労話だが、
昔も、今も移民は新天地で苦労しますね。
彼女はいくつもの人生の岐路にたち、
どの道を選ぶかで、自分の人生を決めて行きます。

彼女は悩みますね。
「2つの故郷」に、
アイルランドかアメリカか?
私の生きる場所はどこ?自分の夢は?

「2つの愛」に、
姉の死で故郷に戻った彼女は裕福で洗練された紳士の
ジム(ドーナル・グリーソン)と出会い、求愛される。
”ここでの人生も悪くない、
ブルックリンより幸せかも”とささやくジム。
さて、トニーか、ジムかどちらを選ぶか?

彼女が決めていくのに必要な条件は自分を中心にして
複雑に絡み合う、人との関係です。
”人間、一人では生きていけない”ですから。
映画を観られたら、自分だったらどう決断するか、
考えながら見て下さい。

ヒロイン役のシアーシャ・ローナンは
22歳の若さですが、田舎の娘から、都会のレディへの
変身を見事に演じていますね。

第88回アカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞に
ノミネートされた映画。
監督はジョン・クローリー。



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