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釣り師カッチャン

39冊目です。 

2016年06月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


39冊目は 2011年吉川英治賞受賞の 森村誠一さんの 「悪道」です。 内容・・・・・・・ 時は元禄。将軍綱吉が柳沢邸に御成り中、天下の大乱を招きかねない変事が勃発。吉保は秘密を知るもののみなごろしを暗殺集団猿蓑衆に命ずる。伊賀忍者の末裔の流英次郎は天才女医のおそでを護り、おくのほそ道を血に染め、逃亡の旅へ。強大な敵の喉元に迫るは不屈の一寸の虫たち。一方、江戸城奥深くでは、生きる屍のような「影」が「このまま飼い殺しにされてたまるか」と、その時を待っていた……。人の業を問う、傑作時代小説。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 非常に大胆な構想が描かれた時代劇で読み甲斐のある作品です。綱吉亡き後の「影」の存在感が何故か読んでいて虜になってしまいそうに描かれているのが面白い。影とこの作品の主人公でとの最初の出会いから最後に至るまでの過程に驚嘆してしまいました。作者得意の人間関係の繋がりが読み進めるごとに膨らんでいく作品構成が読者に飽きを感じさせません。敵であった相手を味方に付けていく手法もこの作品に取り入れられ人間の繋がり縁を感じさせる内容に仕上がっています。 吉川英治賞らしく、薄っぺらな感じはなく、重厚でありながらどこかに明るい足取りも感じられ、作品全体が生き生きしています。 続編も楽しく読破予定です。

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