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釣り師カッチャン

37冊です。 

2016年06月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


今回の37冊目も吉村 昭 さんの   「熊嵐」  です。  内容・・・・・・・ 北海道天塩山麓の開拓村を突然恐怖の渦に巻込んだ一頭の羆の出現! 日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月に起った。冬眠の時期を逸した羆が、わずか2日間に6人の男女を殺害したのである。鮮血に染まる雪、羆を潜める闇、人骨を齧る不気味な音……。自然の猛威の前で、なす術のない人間たちと、ただ一人沈着に羆と対決する老練な猟師の姿を浮彫りにする、ドキュメンタリー長編。・・・・・・・ 吉村作品に魅せられ「破獄」・「高熱隧道」・「漂流」に続き今回は「熊嵐」でした。何時もと同様淡々とした文章ですが、迫って来る熊の迫力に圧倒されました。熊を退治しようとする人々の苦悩と怖れ・弱さと醜さ・通常と異常時の人間性変化等が見事に描き切れています。また近親者を失った悲しみも伝わってきます。多面的な搭乗者が一杯ですがそれぞれには取材をもとに暖かいまなざしが感じられます。さすがに吉村作品です。 北海道開拓の厳しさ、苦労、共同生活そして自然の恐怖・熊等の山中の描写が、迫って来る恐怖と共に美しく描かれていました。もう1冊「破船」を読書。至福の時間です。・・・・感謝・・・・・

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