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釣り師カッチャン

35冊になりました。 

2016年06月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

35冊目は吉村 昭 さんの 「高熱隧道」です。内容・・・・ 黒部第三発電所――昭和11年8月着工、昭和15年11月完工。人間の侵入を拒み続けた嶮岨な峡谷の、岩盤最高温度165度という高熱地帯に、隧道(トンネル)を掘鑿する難工事であった。犠牲者は300余名を数えた。トンネル貫通への情熱にとり憑かれた男たちの執念と、予測もつかぬ大自然の猛威とが対決する異様な時空を、綿密な取材と調査で再現して、極限状況における人間の姿を描破した記録文学。・・・・・・・・・・・・・ 没後20年の司馬遼太郎さんと没後10年の吉村昭さんの現役顔負けの人気の紹介がありました。優れた日本人を明朗に描いた司馬さん、埋もれた日本人の苦闘を抑えた筆致で描く吉村さん徒の紹介でした。司馬さんの著書はまずまず読みましたが吉村さんの著書は「破獄」だけでしたので紹介本の中で「高熱隧道」を読みました。 内容紹介にあるように昭和15年に完工した黒部渓谷第3ダム 隧道(トンネル)工事のノンフィクション。摂氏150度もの岩盤にひたすら立ち向かう人々。何物かに取りつかれたように貫通を目指し過酷な自然に人知の限りを尽くす技師たち。高熱に死すもの、発破事故で引き千切られる肉体、そして瞬間風速1000mで襲い掛かる驚異の大雪崩。山は人夫たちの生命を無造作にすり潰してゆく。太平洋戦争直前の電力確保の国策として貫かれた隧道は工事終了までに300人もの命を呑み込んだ。死をすら許容した男達のこれは感動記録物語でした。その他作品紹介が多数あり続いて読破予定です。

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