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「ごきぶりの詩」、その1 

2016年05月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:俳句の勉強

 わさおの俳句の勉強・「ごきぶりの詩」、その1

 津軽を活動拠点とする、俳句集団「宇宙(そら)」の俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。

  「俳句ポスト365」は、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトである。選者は、TBSで木曜日放送のプレバトでお馴染みの、当代超一流の俳人、夏井いつき先生だ。

 その「俳句ポスト365」で、俳句集団「宇宙(そら)」は、目下、メンバー5人の全員入選、連続15回を続けている。


 「俳句ポスト365」の次回、第147回 2016年5月12日週の兼題は、「ごきぶり」である。兼題の説明に曰く。

ごきぶり(夏の季語)ゴキブリ目に属する昆虫の総称。油虫。体は扁平で幅広、触覚は糸状で長い。夏になると台所などに出て人に嫌われる。「御器噛り(ごきかぶり)」が転じた名だとされている。

 「俳句ポスト365」の兼題で俳句を作るのは、毎回難しい。が、それでも何とかイメージが湧いてきたものだ。しかるに、今回の「ごきぶり」については、いったいどのように句を詠めばいいのか。

 そこで、ネット先生に「ごきぶり」を兼題とした俳句の例を教えてもらい、自分の句作に参考となるものを次項のとおりまとめてみた。出典は、「ごきぶり - 俳誌のsalon http://www.haisi.com/saijiki/gokiburi.htm」である。


 「ごきぶりの詩」、その1

ごきぶりを打ち損じての余力かな  能村登四郎

迷走にあらずごきぶり遁走す  大関靖博

ゴキブリの骨砕く手が何か書く  柴田いさを

改装の部屋ごきぶりに見つかりぬ  稲畑汀子

ごきぶりも乗りたるノアの箱船に  副島いみ子

とりとめなし無住寺のごきぶり  金子兜太

ごきぶりに転生の闇ありにけり  宮原みさを

ゴキブリの影とも見えて走り去る  宮原みさを

ごきぶりを深追ひしたる淋しさよ  山田三江子

ごきぶりと仲良く暮せといわれても  角田信子

学食のゴキブリを追ふ医学生  本山卓日子  




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