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たかが一人、されど一人

無い物ねだり 

2016年04月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

何か終日肌寒いような感じなので、桜が長持ちしそうだ。ま、何事も一長一短といったところだろう。この1週間ぐらいは花の便りと花見に浮かれる人たち、そして新入社員の報道で、社会が少しは明るくなるかと思いきや、案外そうでもないらしい。結局は景気の先行きがパッとしないので、誰もが将来について不安を抱いているのだろう。でも春は春らしくである。「中東紛争地域や北朝鮮の住民を思えば、我が国は素晴らしい環境ではないか。先のことなど誰にもわからないが、取りあえず今は春らしく浮かれてみてはどうですか。」老い先短い者がこんなことを言うと些か無責任かもしれぬが、景気は悪いのも確かだろうし、将来景気が良くなる可能性は低いだろう。ならば今のうちに精々楽しむだけ楽しんだらどうだろうか。後生大事に少しばかりのへそくりを貯めこんでも、いつ使おうというのだろうか?どうせいつかは使うことにはなるだろう。その時果たしていかほどの使いであるのか、どうせ分からないのだ。それとも死ぬまで貯めこんで子孫に美田として残す?それは立派な考えだが、折角一度しかない人生なら、今現在最も有意義に使うべきが、どうも我が哲学らしい。こんな捨て鉢な考えに至ったのは、日本が全体的に段々貧乏国家になりつつあるからである。一昔前までは日本は世界でも有数の経済大国で、国民一人当たりのGDPも有数だったらしいが、現在後者については2014年統計で27位でなお続落傾向である。これはデフレ現象によるものらしく、政策的にもこの現象を何とか止めようと政権が努力しているところなんだろう。しかし、それが思うに任せず上手くいっていないのも万人の認めるところで、花は咲けども気分が乗らないのが実態らしい。愚考するに、この政策努力自体がそもそも無理なんだろう。財務大臣の麻生氏は総理と違った考え方を持っているようなことを時に仰るが、彼とてデフレ現象を食い止める適切な処方箋を持っているとはとても思えない。まして他の連中は推して知るべしで、与野党の誰がリーダーになろうと同じことだろう。経済問題、特に景気を良くすることが政策の第一優先課題と考えることが間違っている。景気なんかもっと悪くなるかもしれないことを前提に、今何をすべきかを考える政治家が出てほしいが、どうも無い物ねだりのようである。

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