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シニアナビ・木の葉さんへ 

2016年03月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし

 津軽のシニアブロガー、わさおは、今や俳人でもあり、俳号は津軽わさおである。2015年9月29日、津軽の地に誕生した俳句集団「宇宙(そら)」の主宰を務める。メンバーは、主宰を含め、男子3人、女子2人の計5人だ。

 俳句集団「宇宙(そら)」の俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。「俳句ポスト365」は、愛媛県松山市が運営する俳句の投稿サイトである。

 その「俳句ポスト365」で、俳句集団「宇宙(そら)」は、目下、全員入選、連続11回を続けている。


 わさおが人生で初めて俳句を作ったのは、シニアナビにおいてであり、2013/06/29 13:16:29に次の俳句をシニアナビのギャラリーに投稿した。

わさお作

 多賀城跡雨にけむりてあやめ園

 仙台は、わさおが大学生活4年間を過ごした第二の故郷である。その近くの多賀城は奈良時代に国府が置かれたところで、芭蕉も訪れている。掲句は、多賀城跡あやめまつりが開かれている折、さまざまのことに想いを馳せて詠んだ一句だ。

 2013年6月当時、シニアナビで専ら俳句をギャラリーに投稿する二人の女性がおられた。Mさんと仙台在住のえっちゃんという人だ。

 Mさんとえっちゃんの俳句は、共に上手い。わさおは、いつかお二人のように上手い俳句を作れるようになりたいと思った。それを夢見て、掲句を作ったものであり、Mさんとえっちゃんは、俳人、津軽わさおに俳句作りのきっかけを与えてくれた方々である。


 シニアナビで俳句だけを投稿していた、えっちゃんは、2013年秋頃だったと思うが、シニアナビにいなくなった。詩情あふれる俳句を観れなくなって、残念だった。

 
 わさおは、その後、度々川柳を作りはしたが、俳句はほとんど作っていない。そんな折、2014年5月頃から、シニアナビに短歌だけを投稿する木の葉さんという方が登場した。

 木の葉さんは、短歌だけを投稿するのだが、プロフィールに、以前にシニアナビに俳句や短歌をアップしていたとの記載がある。

 仙台在住で、俳句と短歌の違いはあれ、五七五を詠むという共通性から、えっちゃんと木の葉さんは、同一人物だと思ってきた。しかし、これまで、そのことを木の葉さんに確認したことはない。今に思えば、確認したうえで、五七五に関し、意見のやり取りをしておけばな、と思う。


 俳句と短歌は違うが、五七五による抒情表現を基本とする。俳句は、それにプラスする省略と間の文芸であり、短歌は、抒情の色濃い文芸である。

 津軽わさおは、俳人であるが、歌人でもありたい。そのことは、シニアナビのえっちゃんと木の葉さんから学ばせていただいた。それにしても、木の葉さんの短歌に加えて、えっちゃんの俳句をもう一度読ませていただきたかった。

 えっちゃんの俳句は、生活感に根ざし、木の葉さんの短歌は、浪漫の風を帯びている。

 2016年3月12日、えっちゃんである木の葉さんが1月26日に天国に旅立たれたことを知った。その前後の事情、経緯等は分からない。

 折しも、彼岸である。そこで、えっちゃんと木の葉さんへ、俳句と短歌を詠み、合掌させていただく。


津軽わさお作

 初彼岸歌人遺せし歌ごころ

 初彼岸歌人遺せし歌ごころ浪漫の風浄土に吹けり



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