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大根天日干し 

2016年03月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日の河津桜はがっかりでしたが、思いがけない事がありました。

知らない土地にふらりと出かけると、お店の人と一言二言。


声を出したり、笑ったりという行為を忘れています。


観光道路を避けて、河津の土地はどんな所か知りたくて住宅街に。


ほとんどが新しい普請で、古い民家はない、新興住宅地でした。


庭木にミカンや金柑がたわわに実っているのは昔の名残でしょうか。


空き地には菜の花が溢れるように咲いていたり、のどかです。


ふと、ある風景が目に飛び込んできて、自然に惹きつけられるように近づきました。


大根畑に収穫を待つ大根が残っています。


干し大根が、、、、、、、、、。


初めて見る風景です。


農作業をしている女性に声をかけるとにこやかに応対して下さいます。


観光客は毎年たくさん来るけれど、みんな通り過ぎて行くだけ。


普通は自分とは全く次元の違う所の人間とは話す機会はない。


農作業に興味を持ったことに感謝されました。


こちらは、よそ者が声をかけるのは図々しいかなと遠慮でしたが。




知りたい、聞きたい、珍しく感じて作業の邪魔を詫びます。



作業の苦労や、美味しく保存するコツなど笑顔で話されます。


親戚中に、喜ばれて、自分も楽しみの作業だそうです。






写真撮ってもいいですか?


快く受けてもらえました。

実に丁寧な仕事ぶりです。


軒下の右に干し上がる前の大根が見えます。


冬場の手の冷たい作業の苦労の果てに美味しさが待ってます。


全部手作業。






いずれにせよ太陽の恵みをいっぱい取り込んだ美味保存食です。


土地の方とゆっくりお話が出来てよかったです。


こうして、


私の河津は、桜でなく、干し大根作りの農夫人との会話が印象深い土地になりました。


ありがとうございました。


これからもお達者でお過ごしください。

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