雪うさぎ

新しい年 

2011年01月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



一昨年と同じく強風の荒れた年末年始だった。
簡単なお節料理を一人で用意した。
今年はそれぞれ遠くの地で住む子供達の仕事の都合で
帰省出来ずに一人で過ごす正月だったのでお節も至極シンプル。
実家と親類に配る黒豆と千枚漬けだけ大量に用意し
後は自分の消費できるだけの好みの数品のみ。
田つくりをカラカラ弱火で炒る。
黒豆のアクを気長にとり静かに時間をかけて煮る。
蕪を出来るだけ薄く切り昆布を結び柚子を刻む。
くちなしをガーゼに包んでゆでたさつま芋の裏ごしをする。
数の子を塩抜きし薄皮をむき味付けした出し汁につける。
好きな音楽を流しながら、こんな風に炒ったり刻んだり
コトコト煮る音の中で過ごす時間は私の憩いのひととき。
近くに住む両親や親類に年末の挨拶がてら持参し
わらしべ長者の如く沢山の戴きものを抱えて帰った。
早めのお風呂に浸かりながら、様々なことがあったものの
無事に一年間を過ごせたことを感謝した。
とろろを摺って蕎麦をゆがいて年越し蕎麦を味わい
御用納めまでの目が回るほど忙しかった仕事に追われていた時間と比べると
同じ24時間とは思えないほどゆっくり流れる時間を楽しんだ。
USJが近いので日付が変わる瞬間はカウント・ダウンを楽しむ花火の音と
歓声が毎年聞こえる。
そして日付が変わると同時に次々、子供達から電話がかかり
「おめでとう!今年も元気でね!宜しくね!」と元気な声を聞かせてくれた。
私に喜びと幸せをいつも与えてくれる子供達が今年も恙無く過ごせるように・・・
日本という国が少しでも希望が多く持てる一年でありますようにと
祈りながら眠りについた。
元旦は実家で過ごし、あとはDVDを観たり本を読んでノンビリ過ごそうと計画していたら
北陸に住む長男が「大雪の峠が超えたから今から行くね!」と電話。
結局、二日の朝から充分な品揃えではないお節を並べて
孫を囲んで賑やかに過ごした。
私もママのお節が食べたかったよぉ〜と娘は甘えて毎日のように電話してきて
普段出来ないよもやま話しを沢山して沢山笑った。
正月に28歳を迎えた次男の二年前の誕生日の写真を
眺めながら来月の帰省を首を長くして待っている。
姪のチビッ子とちょうど20歳違いの同じ誕生日。
ビールとジュースで乾杯した二人の笑顔が今も目に浮かんでくる。
 
 
 

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