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たかが一人、されど一人

1945年 

2015年10月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日、病院通いで長いこと足が遠のいていた国会図書館に行ってみた。図書館は落ち着きがあって精神衛生にもかなり有効な場所であることを再認識することが出来た。強いて難を言えば、食事があまり美味くないことかもしれない。国会図書館には食堂が3か所用意されているし、コンビニ的売店もある。弁当持ちで来館しても、食道の一角にはその人たちのためのコーナーが設けられている。食堂のメニューは学食みたいもので豊富ではないし、ワンプレートの日替わり定食が中心メニューになってしまう。但し料金が安いことでは共通していて、数年前までは定番のカレーライスが300円台だったこともあったが、さすがに昨今は500円前後になってしまっている。多くの国民に親しんでもらうからにはそれが当たり前で、文句を言うのは年寄りの我儘でお門違いと言うことなんだろう。余計なことを書いてしまったが、蔵書の豊富さと借り出しや複写サービスの行き届いたシステムと読書環境の素晴らしさはさすがと言うしかあるまい。特に最近は蔵書のデジタル化が進み、館内の端末で相当数の読書が可能になってきているのも嬉しい限りである。特に古い雑誌類は殆どデジタル化されているし、新聞社のデータベースともリンクされている。従って、目当ての書物を借り出し入力した後、カウンターに届くまでの約20分間は、古い雑誌などを読みながら待つのも楽しみの一つだ。昨日久しぶりに訪れて、閲覧室近くにあった展示場が無くなったなと思ったら、昔とは違った場所に展示場所が移って規模が拡大していた。タイトルの「1945」その展示のタイトルからである。戦後70年を記念してのことだろう、昭和20年終戦前後の出版物の展示だあった。館内で興味深く観たのだが、展示脇にパンフレットがあって展示目録が書いてある。これを持って案内係まで足を運んで聞いてみると、この展示はネットで一般公開がされているとのこと。蔵書のデジタルデータは、現在館内でしか見ることが出来ないのだが、このイベント展示と同じようにネットで一般公開される日が待ち遠しい。読者の皆さんも暇があったら是非下記URLから展示をご覧になってください。http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/1211430_1376.html下の方に<出展資料一覧(デジタルコレクション等へのリンクつき)(PDF:193KB)>があります。このリストから更にいくつかの項目にURLが記載されていて、デジタルデータを開ける仕組みになっています。その中の一つ、帰宅してじっくり読んだのですが、後に総理大臣になる芦田均氏の質問主意書に深い感銘を受けました。タイトルがやや長いのです『大東亜戦争を不利なる終結に導きたる原因並に其責任の所在を明かにするため政府の執るべき措置に関する質問』これは原稿用紙に手書きで書かれた実物が展示されていたのですが、下記でテキスト化したデータを読むことが出来ます。http://www.ndl.go.jp/modern/img_t/097/097-001tx.htmlこの質問趣旨書は終戦翌月の9月に書かれたものだったので、政府からまともな返事を得るに至りませんでした。(政府答弁書を受けての芦田氏の感想もデータ化されています。)http://www.ndl.go.jp/modern/img_t/098/098-001tx.html何れも70年前のものではありますが、現政府の外交姿勢について共通するものが多々あると思います。

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