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たかが一人、されど一人

囲碁の面白さ 

2010年12月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

<div>昨日、民主党の小沢元幹事長と立ち上がれ日本の与謝野衆議院議員が囲碁の公開対局をしたそうだ。小沢氏が逆転勝ちと大マスコミが報じている。テレビでは言わないが、明らかにニコニコ動画のバックが映っている。小沢氏は以前代表選挙の際にニコ動に出演した経緯があるので、その時の縁だろう。NHK以外の囲碁中継は見た事がないので、野次馬気分で今日朝からパソコンで見入ってしまった。政治家の囲碁なんて大した実力も無いだろうし、どうせ数分のやらせ映像だろう。と思っていたのだが、大違い。</div><div><br /></div><div>時間の制約こそ無かったようだが、どうしてどうして、なかなか本格的なものでちゃんと記録係やプロ棋士の解説まで付いていた。ツイッターでは最初から中継はしてたようだが、PC版は打ち始めから1時間以上経過して終盤戦に入ってからの中継だった。解説のプロ棋士が黒番の与謝野氏の方がやや優勢と解説している。小生も少し碁は打つので、明らかに与謝野氏が大優勢に思える。与謝野氏の表情は「これで負ける筈がない」で、小沢氏は真剣そのもの、正に崖っぷちに立っている表情だ。</div><div><br /></div><div>小生だったら「こりゃ駄目だ、前回勝っているのだから負けてもいいや」てな事で、投げ場(投了と言って自ら負けを宣告する事)を何処にするか考えたり、どうせ負けるならと無茶な手を打ったりするのが常である。ところが、小沢氏にはその気配が全く見えない。真剣そのものである。対する与謝野氏も表情にやや余裕が伺えるが、決して先ほど書いたように甘くは考えていない事が分かる。与謝野氏が高段者と言う事は聞いているが、二人とも今までの想像とは全く異なり、相当なレベルにある事がすぐ分かった。</div><div><br /></div><div>結果的には本当の終盤で10数目の争い(劫と言う囲碁独特のせめぎ合いだが解説が難しいので略)が起こり、与謝野氏がうっかりして其の10数目を利益を取ってしまった。与謝野氏はこれで勝ちが決まったと思っただろう。ところが、囲碁と言うのは実に面白いもので、ある場所で相当な利益が上がっても、別の場所の手を抜いたばかりに、その何倍もの物を失う事がよく起きる。正にこの大逆転起きてしまったのだ。</div><div><br /></div><div>実は小生あたりのレベルではよく起きる事ではあるが、政界で最高の打ち手である与謝野氏のレベルでも起きるのだから楽しい。小沢氏も勝負に勝ってはいるが、碁が悪かった事は認めている。それにしても小沢氏の粘りは凄い。どんなに碁が悪くても負けるなんて事を想定をしない気迫が感じられた。</div><div>与謝野氏の方がどう見ても小沢氏より本格的な碁で、わざと土壇場でと思われかねないが、見ていると明かにうっかりして手を見逃している(読みが浅い)のだ。八百長なんかはあり得ない、勝ち碁を勝ちきることの難しさが分かる。</div><div class="blogger-post-footer"><img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/3089830164664281219-9109709553748276085?l=takaga.blogspot.com' alt='' /></div>

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