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電話美人 

2015年07月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





Hさんからご主人の法要のご招待があったけれど生憎時間の都合がつきそうにありません。
それで気持ちばかりのご供養代を送りましたら1週間ばかり経って電話がありました。
受け取った封筒を何処へしまいこんだやら分からなくなり、探し回っていて今ようやく見つかったんですって。

よくあることです、笑いながら交わす電話の声は自分のガラガラ声に比べうっとりしてしまうほど若々しく
確か私よりは2歳くらい上だった筈だけど、どのような声帯に恵まれたんでしょうねぇ

間もなく追っかけるように、今度はHさんの娘から電話がありました。
もう一段もニ段も上の、久しく聞いたことのないピアノの上を転がすような美声です。
でもその内容はキビしかった!! 
父の死後母は認知症が急激に進んだので以後はそのようにお含みを…と。 
信じられない。

以前、絵描き仲間のUさんは
笑顔の似合う朗らかな性格でお洒落で外出好きの社交家で
何事にも好奇心が強くお金持ちのくせに仲間の誰よりも発達した経済感覚の持ち主だったのが…
それでも油断はできないのだと強く教えられて

ざぁます奥様の傾向があるのでちょっと敬遠したい相手なのに何故か気に入られ
ときどき電話が来るのですがこのひとお洒落な上に声も素敵
そしていつも上機嫌で独りでしゃべっている電話に異変を感じたのはやはりご主人が亡くなってからでした。

憧れの美声とも関係なしどれだけ予防策を講じても防ぎきれない老化という魔物
これ以上怖いものって、この世にあります?

おほほ、と電話口で陽気に笑っていたUさんの、底抜けに明るく透き通った声が悲しいものに思い出されるのです。

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