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知らないで過ごした安保改定(2) 

2015年05月15日 外部ブログ記事
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昨日、岸元総理の孫、安倍総理の記者会見

学生時代「安保反対デモ」「安田講堂事件」「アイク訪日途中断念」等事件ありました
新聞の「安保改定の真実」を読み興味感じたので、4回シリーズで整理します
昨日の岸元総理の孫安倍総理記者会見、考え深く聴いていました














安保改定(ネットより引用)

岸とアイクが作った日米新時代 
「大統領になると、嫌なやつとでも、笑いながらテーブルを囲む」とアイク述べている
しかし「ゴルフは好きな相手としかできない」とも述べている
岸とアイクらは「バーニング・ツリー・カントリークラブ」に向かった
アイクには、日本が、強力な同盟国な事を内外にアピールする狙いもあった
それ以上に「反共の同志」である岸に好感を持っていた

ジラード事件
群馬県の米軍演習場で米兵が空薬莢を集めていた主婦を射殺した事件
駐日大使マッカーサーは、就任前から対応に追われた
事件の処理で岸ともより親しくなった
マッカーサーは「反共」という共通点もあり、岸とウマがあった

岸は、駐日大使マッカーサーと秘密裏に会い、2通の文書を渡した。
1つは沖縄と小笠原諸島の10年以内の返還を求める文書
1つは安保条約改定を求める文書だった
マッカーサーは即座にダレス宛てに公電を打った。
日本との関係は、他の同盟国並みに対等なパートナーにならなければならない

岸は、饒舌だが、徹底した秘密主義者
マッカーサーとの秘密会談は、回顧録でも触れていない
岸はマッカーサーと秘密裏に会合を重ねていた
岸が「安保条約を再交渉する時がきた」と切り出し、改定案まで検討していた
マッカーサーは、条約改定草案を国務省に送付している

アイクは、安保条約改定する方向で腹を固めていた
マッカーサーに「議会指導者たちがゴーサインを出したら、交渉は君の責任でやってくれ」
日本に戻ったマッカーサーは、岸と面会した
岸は浮かない表情でぼやいた「ネックは吉田茂と」
吉田茂にマッカーサーが説明すると、吉田も条約改定の必要性は十分理解していた

外務省はずっと蚊帳の外
外務省は、条約改定ではなく政府間の交換公文で処理する方針でした
藤山は、岸邸を訪ね「安保改定をやろうじゃありませんか」と持ちかけた
藤山は、岸とマッカーサーが、具体的な改定案まで検討していることを知らなかった
岸が、安保条約改定を政府内で明言したのは、岸−藤山−マッカーサーの公式会談ででした
「現行条約を根本的に改定することが望ましい」結果に外務省幹部は仰天した

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