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平成の虚無僧一路の日記

遊女は媚を売り、坊主は経を売る 

2015年04月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「一休と地獄太夫」
堺の町でも名高い遊女「地獄太夫」。その美貌と色香に
殺されぬものはないと歌われた。その地獄太夫に一休が
会いにいった。
地獄太夫も、高名な一休和尚と知って、一首の歌を詠んだ。
 「山居せば、深山の奥に 住めよかし ここは浮世の 堺ちかきに」
一休はすかさず
 「一休が 身をば身ぼとに思はねば、市も山家も 同じ 住みかよ」
 
地獄太夫は「一休さんほどの高名な坊さんが、このような卑しい身分の
者のところにきてはいけません」と、暗に 諌めたのだが、一休は
なに「遊女は媚を売り、坊主は経を売る。職業に貴賎上下などあるものか」と。
そして、一休が
 「聞きしより 見て美しき 地獄かな」と 上の句を詠むと、
地獄太夫は
 「生きくる人の 落ちざらめやは」と返して、二人で笑ったとか。
 
ま、後世の人の創作話だが、よくできている。
虚無僧が門付けして金を得るのは卑しくて、コンサートを開いて
チケットを買ってもらうのは尊い生業(なりわい)なのか。
私はどちらも同じと思っている。
むしろ、コンサートで高いチケットを買って、聞きにいったら
「つまらなかった」では、詐欺に遭ったも同様ではないか。
虚無僧の吹く尺八の音に感動してくれた方が喜捨をする。
その方がよほど良心的所業と思いますがね。

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