ボイボイ日記・ダバオリターンズ

フェルクリス セントラーレ 

2015年03月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



ダバオに最近新しい大型商業センターがオープンしました。「Felcris Centrale」(フェルクリス・セントラーレ)が先月、ドテルテ市長を迎えてオープニングセレモニーが執り行われました。Felcris Centraleはショッピングモールの他にオフィススペース、ホテル、コンドミニアムの複合施設で、先月オープンしたのは商業エリアで、この先順次オフィスやホテル、コンドミニアムが完成する予定です。ダバオ川の手前にあるLTO(陸運局)の直ぐ目の前に完成したセンターのモダンで美しい建物は人々の目を惹いています。モールの床面積は、54,000平方メートルで、12階建ての建物の1,2階部分のスーパーマーケット、ブティック、レストラン、専門店を完備したエンターテイメント・センターが特長で、3階から10階まではオフィス、ホテル、コンドミニアムが年内に完成する予定です。私が1999年にダバオ暮らしを始めた当時、市内にはVictoria Plaza、Gaisano Mall, Gaisano South Mall, 中華街のNCC Mallの4つのショッピングモールがあっただけでしたが、その後ダバオ市内には新しいショッピングモールの開業が相次ぎ、エコランドにSM City Mallが出来、引き続いてマチナにNCCC Shopping Mallがオープンしました。更に2010年から2011年にかけてAbreeza Mall, SM Lanang Premium Mallが開業して、現在のダバオ市内にはこのFelcris Centraleを入れて9つのショッピングモールが営業を続けています。「Felcris」の名前は中華系のYap(葉)ファミリーに由来します。Yap家の長男のフェリペ(Fel)と妹のクリス(Cresencio)の兄妹がが1969年9月19日に会社を設立したことが始まりで、Felcrisはダバオ市内のアンダ通りで織物を売る小じんまりした小売店が始まりでした。その後同社は順調に成長を遂げ、1976年11月に「Felcris」スーパーマーケットが開業しました。マグサイサイ大通りにオープンしたFelcrisスーパーマーケットはダバオ市で初の充実したスーパーマーケットになったのでした。その後アメリカの会員制大型ディスカウントショップの成功に刺激を受けて、Yapファミリーは1991年7月14日にダバオ・セントラル会員制大型ディスカウント店社をつくり、Agdaoに開店したダバオ・セントラル会員制大型ディスカウント店は、最も安い価格で消費者にサービスを提供するフィリピン最初の会員制大型ディスカウント店になりました。(右写真)その後1997年3月12日に24時間営業の「ダバオ・セントラル・コンビニエンスストア社」を設立し、ダバオ市内に現在100店舗近いコンビニが営業を続けてしています。Yapファミリーはダバオのコンビニエンスストア産業の先駆者でもあるのです。

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