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(新)ごんぼねっこ日記

甥が残した最高傑作 

2015年02月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

もう40年も前のこと。「ビックリハウス」という雑誌があった。今で言えば、「お笑いネタ」を主にしたナンセンスギャグがあふれた投稿雑誌だった。投稿者には、大槻ケンヂ、渡辺いっけい、清水ミチコ、佐野史郎などの名前も連なっている。また、関連するイベントでは、ツービートが審査員となり、一位に竹中直人、二位に、まだ無名のとんねるずが入っていたこともあった。* * *その雑誌で、ジサマの甥の名前が挙がったことがあった。甥は定例の投稿コンテストで特別賞を取り、少しあとの号では新人作家として特別寄稿が掲載されるなどしていた。当時まだ高校生。その道へ進みたい気持ちも少なからずあったようだが、結局、東北大で建築学を学ぶ道を選んだ。卒業後、友達数人と設計事務所を立ち上げるも、バブルがはじけて倒産。以後、甥の生活は狂った。酒に逃げ、酒におぼれた。当然、身体も壊す。何度か病院の世話になった。病院を退院したときに作った作品がこれ。病院からのメッセージカードだ。「またのおこしを心よりお待ちいたしております。」「○○病院職員一同」と書いてある。そしたら、ほんとにまた入院することになった。それで描いたのがこれ。「こんなの つくってるから、ばちが当たりました。」と書いている。* * *…これを見つけたのは、甥が死んだあと…。甥は、酒におぼれて、死んでしまった。…ほんとうにばちが当たってしまった。でも、この作品、甥が残した最高傑作だと思っている。

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