ボイボイ日記・ダバオリターンズ

台湾旅行 

2015年02月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



約7年振りに先週台北に行って来ました。台湾はその昔初めて海外で仕事をした国だったこともあって、以降5回程出かけていて、ダバオからの訪問は今回で2回目となります。前回行ったのは「猫空ロープウエイ」が出来て直ぐだったので、調べてみたところロープウエイのオープンが2007年の7月だと分かったので、7年振りの訪問となりました。台湾はマニラから空路2時間で行ける近い国で、ダバオからだと飛行時間の合計は4時間弱で行けます。今回の旅の目的は、観光は既に何度かしているので「グルメ」と「買い物」で、ダバオではなかなか入手出来ない品物を買ったり、同じく台湾でなければ味わえない「グルメ」を堪能して来ました。時期的に台湾は「冬」なので、行く前に<寒さ>が気がかりでしたが、想像していたほど寒くなく、日中でも大変涼しく、快適な旅が出来ました。今回の旅で一番驚いたことは、7年前に比べて台北市内が清潔でクリーンになっていたことで、その発展振りには目を見張るものがありました。
<からすみ>今回の旅の目的のひとつに「からすみ」の購入がありました。今から20年以上も前に初めて「からすみ」を食べた時の感動が今でも忘れられずにいます。日本ではその気になればいつでも入手出来ますが、からすみはかなりの高級食材なので一時帰国の時には横目で見ながら通り過ぎていました。しかし台北には「からすみ」の卸問屋があって、そこへ行けば新鮮で美味しい「からすみ」がリーズナブルな価格で入手出来ます。からすみはボラなどの卵巣を塩漬けにし、塩抜き後、天日干しで乾燥させたもので、名前の由来は形状が中国伝来の墨「唐墨」に似ていたために名付けられたと言われています。日本ではボラを用いた長崎県産のものが有名で、日本以外では台湾の他にイタリアのサルデーニャ島、スペイン、エジプトでも作られるそうです。江戸時代から肥前国のからすみは、越前国の雲丹、三河国のコノワタとともに、日本の三大珍味と呼ばれています。ほんのり塩辛く、ねっとりとしたチーズのような食感は、高級な酒肴として珍重されています。軽く炙った後薄く切り分けて、同じく薄くスライスした大根に挟んで食べる食べ方が王道で、オードブルには最適です。台北市内・油化街(ディーホァチエ)にある「永久號」というお店が老舗で、間違いなく美味しいからすみをお手頃な価格で販売しています。「永久號」の店主は日本語も達者で、『常温で1週間、冷蔵庫で1ヶ月、冷凍で1年』と賞味期限を日本語で教えてくれました。参考価格:大きさによって違いがありますが、ひとはら600〜700台湾ドルで、空港などのお土産売り場で買う価格よりもはるかに安く入手出来ます(約2,200円〜2,600円)
永久號住所:台北市延平北路2段36巷10号電話:02-2555-7581 02-2555-5481営業時間:8:00〜18:00定休日:無最寄り駅:中山駅から徒歩で20分くらい
<小籠包>鼎泰豐(ディンタイフォン)は台湾台北市に本店を置く小籠包が看板料理の上海料理レストランです。日本、アメリカ、中国、オーストラリア、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、韓国にも店舗を持つ有名店です。1958年、中国山西省出身の楊秉彝(ヤン・ピンイー)によって、台湾台北市信義路に第1号店が開店しました。鼎泰豐は、食用油を販売する油問屋として開業しましたが、小籠包の販売は本業の食用油の売り上げが落ち込んだ時期に、副業として開始されました。その後、鼎泰豐の小籠包は地元の人々の間で評判となり、1980年代には本業であった食用油の販売を取りやめ、小籠包の専業レストランに商売替えをしました。当時は近隣住民が利用する地元の普通の食堂で、台湾国内外の観光客をターゲットにした商業形態は取っていなかったそうです。1993年、アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』紙で「世界の10大レストラン」に選ばれ、同紙の紹介によって一躍知名度が上がって、その後台湾国内、国外から多くの観光客が台北の店舗に来店する転機となりました。その後、台湾国外店舗としてロサンゼルスと東京の店舗を開店させ、以降国外の店舗を次々と開店して行ったのです。日本においては東京都内の中央区・港区・渋谷区・世田谷区・立川市のほか、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡、熊本などの各市に店舗を持っていて、大半の店は高島屋への出店形態を取っています。今回の滞在中に、余りの美味さに2回も訪れてしまった鼎泰豊は、本店ではなく最近オープンしたSOGO復興館地下2階の復興店で、MRT忠孝復興駅から直接SOGOに入れる便利な場所にあります。出入り口に並べられた椅子は、行列必須を物語っていますが、オープンキッチンは順番を待つ人がガラス越しに小籠包作りを見学できるようになっていて、テキパキとしたリズミカルな手つきを見ただけで、手作り小籠包の美味しさが想像出来ます。この復興店は美しい照明と最高の雰囲気という表現がぴったりのチャイニーズレストランで、内装はシンガポールの有名デザイナーである宋毅氏が手掛け、設計にも材質にも相当こだわって作られています。木製のテーブルや大家による書や絵だけでなく、漬物などを盛る小皿にも特注の陶器が使われていて雰囲気も抜群です。「小籠包」の他に点心などの料理の数々が写真付きのメニューに載っているので、選ぶのも簡単です。時間帯によっては「60分待ち」から「120分待ち」となることがしばしばなので、少し早めに出かけて店頭の受け付けカウンターで申し込みをすることをお勧めします。
鼎泰豐復興店:台北市忠孝東路三段300號B2(SOGO復興館 地下2階) 02-8772-0528
<士林夜市>士林夜市(しりんよいち)は台北市士林区にある観光夜市です。夜市の名が示すように夕方になると常設店舗の前などの路上に小吃と呼ばれる飲食物や衣料品、生活雑貨、遊戯などの様々な屋台が出店し、多くの来客で賑わう「夜市」は台北市内に何か所かあります。中でもこの士林夜市は日本人観光客も多く訪れることから、多くの店では日本語が通じ、日本語のメニューを用意している店もあります。元々このエリアは、基隆河を介して万華区や大稲埕へ士林近辺の農産物を輸送する交易の場として栄えていて、当初は媽祖を祀った「慈諴宮」の門前の広場に夜市が立っていましたたが、日本統治時代の1909年に「士林市場」が作られると従来の夜市のエリアに加え、市場の場外にも夜市が展開するようになりました。士林市場は、1909年開場の古い施設の為老朽化による衛生上・安全上の問題があったため、台北市政府は大規模改修をするため、2002年に同市場を閉鎖し、代替施設として剣潭駅前に「士林臨時市場」が設置されました。臨時市場は2002年11月に営業を開始し、士林市場にあった飲食店の多くが臨時市場に移転しました。そして2011年12月25日に、従来の士林市場を改修・拡大した「新士林市場」が開業し、昔ながらの雰囲気をそのままに、安全で衛生的な環境で食べ歩きやショッピングが楽しめるようになりました。新士林市場の地上階は、ショッピングエリアになっていて、多くの土産物店が軒を連ねていて、夜市の楽しみの一つでもあるゲームコーナーも、地上階に点在しています。地下は屋台が集中する「美食街」となっていて、冷房も完備されていて、雨の日でも傘をささずに屋台料理が楽しめます。
士林夜市 交通アクセスMRT 台北捷運淡水線剣潭駅より徒歩2分
<漢方薬>歳を取るに連れて、病気とまでは行かないものの、身体のあちこちが「老化」して来て、いわゆる老化現象が起こるのはどうにもならない現象のようです。「漢方薬」は昔から信頼していて、今回の旅行では老化現象の緩和目的の「漢方薬」の購入もありました。台北市内の「迪化街」 (ディーホァチエ )は乾物店と漢方薬店街で有名な場所です。迪化街はフカヒレ・ツバメの巣・干しホタテ・昆布・高麗にんじん・漢方薬・強壮剤・花茶(フラワーティ)・からすみ等々が激安価格で販売されています。迪化街は19世紀中頃の清朝末期、貿易や船荷を扱う商店が街を形成したのが始まりで、城隍廟が建立されたのもこの時期です。日本統治時代には茶葉が台湾の特産品となり、その積出港となっていたのが今の迪化街です。
20世紀初頭の日本統治時代は、台湾全土から乾物、漢方薬、お茶、布などを扱う商店がここに集結して、台湾の主要な商業エリアとなりました。通りには、美しいバロック建築の建物が並んでいて、裕福な商人たちはこの街に集結したのです。戦後になって現在の「迪化街」という地名がつきました。現在でも台湾一の漢方、乾物、布問屋街として賑わう「迪化街」は、特に旧正月前には、歩くこともままならないほど、大混雑となります。漢方薬店では症状を伝えて調合して貰います。治療目的なら処方箋を持って行くのが良く、体質改善など、体にいいものはすぐに調合してくれます。女性向きの美容関連のもの、滋養強壮のものなどはパックになっているものから購入することが出来ます。日本で買う漢方薬の半値以下で入手出来るところが有難いです。
台北市迪化街行き方 MRT「北門」駅出口2を出て塔城街を北上します。途中市民大道をくぐり進んで行くと、南京西路を越えた辺りから迪化街に道の名前が変わり,この辺り一帯です(徒歩10分強)  <士林夜市の美食街の様子を動画でご覧下さい>   
 

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