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小春日和♪ときどき信州

本・角田光代 「笹の舟で海をわたる」 

2015年02月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 読書備忘録 



 内容紹介
終戦から10年、主人公・左織(さおり)は22歳の時、銀座で女に声をかけられる。風美子(ふみこ)と名乗る女は、左織と疎開先が一緒だったという。風美子は、あの時皆でいじめた女の子?「仕返し」のために現れたのか。
欲しいものは何でも手に入れるという風美子はやがて左織の「家族」となり、その存在が左織の日常をおびやかし始める。うしろめたい記憶に縛られたまま手に入れた「幸福な人生」の結末は――。
激動の戦後を生き抜いた女たちの〈人生の真実〉に迫る角田文学の最新長編。
あの時代を生きたすべての日本人に贈る感動大作!


               

さすがです。 イッキヨミ!!!

風美子がいつ仕返しをするのか読んでいたけれど・・・読んでいるうちに、ん?仕返し?それはないでしょ?と思いつつも左織が思っているように左織のものをなんなく奪っているようで・・・

子育ては切ないわね。
もっとも順風満帆、自信満々の子供との関係を築いている方は、読んでも屁とも思わないかもしれないけれど、まだそれがどうにかなっていない場合、もし左織のような子供との関係になったとしたら・・・と、思ったら、どっきどきした。
が、それは左織の思い過ごしで、子供達はいろいろあってもやはりお母さんはお母さんなのだよ。ただ、風美子がもう一人のお母さんだっただけで・・・

聞いて、聞いて・・・と思っていたら、最後に聞きました。左織は・・・
デパートで会ったのは偶然だったのか?って、でも風美子は、偶然じゃない、子供の頃疎開先でいじめられていた時に、左織が私をおねえさんと思っていいよといったから、感謝していたから探したのだと・・・

左織の入っているシニア向けマンションから風美子と左織の家族が並んで帰って行くシーンを見たときに、違う違う・・・読んだときに冒頭の海の見えるお屋敷に住めばよかったのにと思ったけれど、これは左織が自分で決めたことだったの。

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