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フィギュアスケーターのセカンドキャリア考・「私生活切り売り商法は情けない」 

2015年01月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし

2014年10月14日、世界フィギュアスケート界を牽引してきた高橋大輔選手が現役を引退し、一つの区切りをつけた。

 私が魅力を感じる人間、高橋大輔は、あくまでも、生きるか死ぬかの勝負を挑むフィギュアスケートの選手である。ゆえに、引退しても、高橋大輔選手と呼ぶ。

 近年における世界フィギュアスケート界の人気隆盛の要因は、高橋選手のフィギュアスケート人生の軌跡と共にある。

 高橋選手は、男子シングルにおいて、2002年に15歳で世界ジュニア選手権、2010年に23歳で世界選手権、2012年に25歳でグランプリファイナルを、それぞれ日本人史上初制覇している。

 加えて、燦然と輝くのが、2010年バンクーバー五輪で日本人男子シングル初メダルの銅メダル獲得。これを含め、2006年トリノ五輪から2014年ソチ五輪までの五輪三大会連続入賞。

 高橋選手の世界ジュニア選手権優勝、世界選手権優勝、グランプリファイナル優勝、2010年バンクーバー五輪での銅メダル獲得は、いずれも、日本人男子初であると同時に、アジア人男子初の快挙である。

 実に四つもアジア人男子初だ。19億人ものアジア人男子が誰もできなかったことを、一つでも成し遂げれば、凄い。それを、高橋選手は、四つも成し遂げているのだ。

 そして、最も大事なことに、高橋選手が世界に対して実現して観せたのは、ジャンプで切れ味鋭い4回転等とステップ及びスピンで世界一の芸術性との融合である。これは、世界一美しいフィギュアスケートの実現だ。

 こうした高橋大輔選手の軌跡を観ることで、子どもたちは、フィギュアスケートに、フィギュアスケート選手に憧れる。子どもたちだけではない。親や大人たちも、熱烈に応援しつつ、今日に至っている。


高橋大輔選手ほどのキャリアではなくても、五輪や世界選手権でメダルを獲得する選手、否、五輪や世界選手権の代表に選ばれただけの選手でも、子どもたちは憧れ、大人たちは熱烈に応援しながら、共に夢を持つ。彼らアスリートは、そうした存在である。

 そして、どんな選手でも、いつかは現役を退く。競技生活を引退した後の第二の人生、つまりセカンドキャリアをどう生きていくか、となる。

 セカンドキャリアの生き方についても、子どもたちや大人たちは、注目する。自分たちが憧れ、応援し、共に夢を持った選手には、セカンドキャリアにおいても、現役時代の雄姿にふさわしい活躍を願うのは自然の成り行きである。

 少なくても五輪や世界選手権の代表選手になったほどの選手であれば、セカンドキャリアで、コーチ、解説者、フィギュアスケート関係スタッフ、あるいはアイスショー出演者等として、地道に堅実に、相応に活躍できるはずだ。

 当然、彼らアスリートのセカンドキャリアでの地道な活躍を、子どもたちや大人たちは、応援する。頑張れ、ありがとう、となる。

  
 しかし、地道にセカンドキャリアを生きれるにもかかわらず、現役時代における本人の知名度、ないしは身内の知名度をいいことに、ことあるごとにメディアに露出し、結果、なんで元フィギュアスケーターがかくもえげつないことをするの?と見られている女どもが二人いる。

 一人は、世界選手権で金メダル2個、銅メダル1個を獲得のキャリアの持ち主だ。

 この元スケーターは、好きなように、ネット等のメディアに情報を流し、賛同する者がいれば、それでよし、批判する者がいれば、それに対する非難を流す。それを日常的に、わざと繰り返しているように見える。

 そうしたやり方でメディアを賑わし、良きにつけ悪しきにつけ、注目させて、営業に結びつけるという図式である。

 彼女が得意としているのは、“子どもネタ”、“父親ネタ”、“恋人ネタ”である。ネット先生が教えて下さるところによれば、彼女が相手にしてきたのは、ロシア人、日本人、スペイン人、それも二人や三人ではないようだ。文字通り、「世界を股にかける」活躍ぶりである。

 もう一人は、五輪や世界選手権の代表選手になったことすらない。まあ、この元スケーターのキャリアは平凡だ。しかし、この元スケーターにとって、このうえなく幸いなことに、妹が超一流のフィギュアスケーターである。

 その妹は、五輪で銀メダル1個、世界選手権で金メダル3個、銀メダル1個、銅メダル1個を獲得している。日本人女子歴代最高選手と言っても過言でないだろう。

 元スケーターの姉のやり口は、自分ネタを露出させるのはもちろんだが、超一流の妹スケーターの私生活ネタをメディアに露出させることだ。なぜか。世間は、自分ネタにはイマイチだが、妹スケーターのネタには、真っ先に飛びつくからだ。

 言ってみれば、元スケーターの姉は、妹スケーターネタで、つまり妹のおかげで、食っているようなものだ。

 以上述べた、えげつないやり口の二人の元フィギュアスケーター。共通するのは、「私生活切り売り商法」であり、しかも、どちらも、ばか面さげてやっていることだ。

 数多くの元アスリートの中で、「私生活切り売り商法」をセカンドキャリアの生業としているのは、この二人だけで、揃いも揃って、元フィギュアスケーターときた。

 彼女らのやり方には、世間を賑わす、どんな芸能人も敵わんな。きっと。

 ばか面さげての「私生活切り売り商法」。こんな情けないやり方は、やめてもらいたい。

 子どもたちが見ているよ。



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