ボイボイ日記・ダバオリターンズ

ローマ法王来訪 

2015年01月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



新年明けましておめでとうございます。2015年の年明けに相応しいめでたいニュースで今年第一回目のブログ記事を更新します。ローマ法王の20年振りのフィリピン訪問が決まり、マニラ首都圏を中心に年末から法王の受け入れ準備に入りました。昨年末、バチカンは2015年1月のフランシスコ・ローマ法王のスリランカ、フィリピン訪問の日程を発表しました。スリランカへは1月12日〜15日、フィリピンには15日〜19日の予定で訪問されます。スリランカでは少数派のキリスト教徒に対する仏教徒過激派の迫害が起きていることもあって今回の訪問が決まったそうです。アジア最大のカトリック国フィリピンは一昨年11月、多数の死傷者を出す台風被害を受けましたが、今回の法王のフィリピン訪問の目的の一つに台風被災地でのミサを行うことがあります。。法王は去年の8月14日〜18日に韓国を訪れ、アジア各国のカトリック信徒の若者のための祭典「アジア青年の日」大会の主要行事に参加しました。法王はこのカトリックの祭典の閉幕ミサを行った後、若者の可能性に期待を示し、世界の平和と安全のため「アジアの若者たちよ、目覚めよ」と力強く訴えました。また、法王はアジアだけでなく世界で「それぞれの社会での役割を全うする権利と義務がある」と強調すると共に、アジアの文化の多様性を評価し、共に進んでいく重要性を力強く説いていました。今回のスリランカ、フィリピン両国訪問によって、半年間で2度アジアを訪れることになります。ローマ法王は12億人の信者を持つローマ・カトリック教会の最高司祭で、他宗派に対して「首位権」を主張するカトリックの最高指導者であることから、「イエス・キリストの代理者」「ペテロの後継者」とされています。英語圏では親しみをこめて、教父を表す「Pope(ポープ)」と呼ばれています。そして昨日、フランシスコ法王は20人の新枢機卿を任命するとの発表がありました。「欧米偏重からの脱却」という法王の方針を反映し、アフリカのカポベルデ、オセアニアのトンガ、アジアのミャンマーから初めて枢機卿が選ばれました。枢機卿は教会の最高顧問として、法王の補佐を行い、現在208人で、法王を選ぶ選挙「コンクラーベ」の投票権がある80歳未満の枢機卿は110人います。今回選ばれた20人のうち、80歳未満は14ヶ国の15人で、アジアからはミャンマーの他にタイ、ベトナムから選ばれ、就任式は2月14日に予定されています。バチカンから先日発表されたローマ法王のフィリピン訪問スケジュールは以下の通りとなっています。
1月15日(木)夕方、マニラ到着(パサイのビリヤモール空軍基地予定)       パサイにあるバチカン大使館に向け、車でパレード1月16日(金)マラカニアン宮殿でアキノ大統領による歓迎セレモニー       マニラ大聖堂で聖職者・関係者向けミサ(一般非公開)             夕方、モールオブアジアで関係者ミーティング1月17日(土)航空機でマニラ→タクロバン。             合同ミサと台風ヨランダの被災者訪問             夕方、タクロバン→マニラ1月18日(日)午前セントトーマス大学訪問             午後3時30分リサールパークでの合同ミサ(大規模)1月19日(月)午前、ビリヤモール空軍基地からローマへ出発
アジア最大のローマンカトリック国とも言われるフィリピンですが、格式の高い学校に入学する際には、洗礼証明証が必要となったり、あらゆるところでローマンカトリックの教え、影響を感じることも多いのがフィリピンで、フィリピンの敬虔なカトリック信者たちは今回のローマ法王のフィリピン訪問に誇りを感じています。そして今回のローマ法王滞在中の15日から19日の5日間、マニラ首都圏は「祭日」と発表されました。マニラ市内のリサールパーク(Rizal Park / Luneta Park)でのミサは1月18日、午後3時半から予定されていて、当日は600万人の参加が見込まれています。20年前のローマ法王フィリピン訪問時のミサでは500万人が参加しましたが、リサールパークには120万人が限度なので、400万人もの人々がロハス通り沿いにあふれて、ダイヤモンドホテル、ハイアットホテル近辺のベイウォークまで到達する見込みとなる為、当日の交通渋滞、規制に注意が必要です。法王は1月15日にスリランカからマニラに到着した後、16日マニラ大聖堂で2000人限定の一般公開されないミサが行われます。そして17日には台風ヨランダの被災地タクロバンに向かわれ、現地でもミサが行われます。さらに,17日の法王のレイテ州タクロバン訪問は日帰りにて訪問する予定となっている為、タクロバン空港は終日閉鎖となることが決定されたほか,マニラ国際空港へのアクセスが困難となる可能性も出ているのでローマ法王滞在中のマニラ空港の各フライトの離発着情報は、ネットなどで事前にチェックされることをお薦めします。
 

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