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寒い元日でしたね　

2015年01月01日
テーマ：徒然なるままに

大晦日の夜遅くから元日の早朝まで、風の又三郎が虎落笛（もがりぶえ）を吹き続けていました。

私の父は、風の音に敏感すぎる性質で、こんな風の強い夜が明けると、いつも、「眼が冴えて眠れなかった」とぼやいておりました。
甘いものを食べながらでもお酒を飲むという芸当は遺伝しましたが、父が苦手だった虎落笛に関しては、私、全然気になりません。

午前零時を回り、新年のあいさつをした後、紅白を見ながらの「ようかい体操第一」などで適度な運動をした（64歳です）こともあって、心地よい眠りに入ることができました。

5時台に目ざましで跳ね起き、初日の出を見に河川敷まで。

いつもは散歩していない人たちも繰り出し、なかなかの盛況。

「雲が邪魔なんだよなぁ。」
などとぶつぶつ呟く人も。
確かに、太陽の昇る南東の方角を、雲が通せんぼをしています。
「ぶつぶつ」さんの嘆きも分からないではありません。

もっとも雲の立場に立つと、人間が勝手に元日と定めた日に、たまたまプカプカと浮いていただけのこと。普段は太陽が昇ることに何の関心もないであろう人から邪魔者扱いされるのは心外かもしれません。

富士が薄墨色から桃色に変わってきました。
そろそろ、太陽が雲から顔を出しそうです。

一瞬にして明るくなると、富士もお屠蘇が覚めたらしく、きめの細かい自慢の肌に磨きをかけ始めました。

あちらでも、こちらでも、歓声が上がり、新年のあいさつが交わされ、記念撮影をする姿も。

　　　　　※　※　※　※　※

お昼過ぎに、地元神社の元朝祭に、自治会役員として参加しました。
自治会長から、背広姿で来るように、とのメールが入りました。

社殿は氷のように冷たく、囲いも取り払っているので、スーツ姿では寒さを耐えるのに一苦労。雪すら舞っているではありませんか。

自治会長は、「神様も、随分寒いところに住んでいるんだなあ。」と妙なことに感心しています。

妙な発言があると、koyampiには伝染するんです。
思わず、神様がちゃんちゃんこを着て炬燵に入っている姿を思い浮かべてしまいました。

自治会長！　妙なこと言わないでよね、ぷんぷん。

でも、炬燵で背を丸め、みかんを食べているような神様では、霊験あらたかとは言えませんから、やはり、神様は、厳しい寒さにも凛としておられる方がよいようで・・・。

頭の中のイメージを、あわてて黒板拭きで消し去ったkoyampiなのでした。

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  老舗旅館の吊るし柿

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  六日町初積雪

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  主なしとて

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  センダンノの花、妖艶に。

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  玉藻公園、再度の栗林公園

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  直島へ向かいます