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錦織圭選手・「日本プロスポーツ大賞受賞だね」 

2014年11月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

今年も残すところ、1か月余りである。年末の恒例行事と言えば、「日本レコード大賞」の選定が挙げられる。「日本レコード大賞」は、1959年に始まった、日本で最も有名な音楽に関する賞である。昨今は、昔ほどではないにしろ、日本国民の関心が高い。

 「日本レコード大賞」は、 その年度に発売されたすべての邦楽シングルCDの中で、「作曲、編曲、作詩を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品」、「優れた歌唱によって活かされた作品」、「大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映・代表したと認められた作品」、という3点に該当する1作品に対して贈られる。

 音楽に関する最高の賞が「日本レコード大賞」であるなら、スポーツに関する「日本レコード大賞」みたいなものがあってもいい。と思って、ネット先生に聞いたら、「日本プロスポーツ大賞」なるものがあるという。

 「日本レコード大賞」については、年末の恒例行事として、幼い頃から知っていたが、「日本プロスポーツ大賞」については、そう言われればそういうのがあったか、という感じである。

 「日本プロスポーツ大賞」は、「プロスポーツ界全般を通じ、国籍を問わず、あらゆる意味でもっとも貢献度の大きい業績を残したと認められる選手または団体」に対して贈られる。選出方法は、「スポーツ報道をする在京のテレビ、ラジオ、新聞、通信社54社のスポーツ記者の責任者で構成された選考委員が選出」する。

 ちなみに、昨年の「日本プロスポーツ大賞」に選ばれたのは、マー君こと田中将大投手である。田中将大投手の成績を以下に掲げる。

 24勝0敗、防御率1.27。最多勝利、最優秀防御率、勝率第一位の各タイトル獲得。パ・リーグ最優秀選手に選出。沢村栄治賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞も獲得。従来のプロ野球記録の20連勝を大きく上回るシーズン24連勝。シーズンをまたいだ連勝もプロ野球記録を更新し、28連勝。所属の楽天球団初の日本一に大きく貢献。

 改めて、振り返ってみても、昨年の田中将大投手の成績は、凄まじいほどに凄い。2013年は、田中将大投手の大活躍で、日本中が熱狂に明け暮れた年である。彼は、1988年11月生まれで、「日本プロスポーツ大賞」受賞時は25歳だ。


 さて、今年、2014年は、「日本プロスポーツ大賞」は、誰が受賞するだろうか。私は、とっさにズバリ、テニスの錦織圭選手を挙げる。錦織選手は、1989年12月生まれで、今、24歳だ。

 2014年9月9日、錦織圭選手は、男子シングルスで、日本選手初の全米オープン準優勝を成し遂げた。

 錦織選手は、テニスの男子シングルスで、日本選手として、四大大会では81年ぶり、全米オープンでは96年ぶりにベスト4進出を果たした。その準決勝も、世界王者であるセルビアのジョコビッチ選手を撃破し、初の決勝進出を決めたのだ。

 決勝では、クロアチアのチリッチ選手に敗れたものの、堂々の全米オープン準優勝という歴史的快挙である。錦織選手が成し遂げた歴史的快挙に日本列島が熱狂した。

 そして、2014年11月、再び日本列島が熱狂に包まれた。男子テニスの世界上位8選手によって争われる今季の最終戦、ATPワールド ツアー・ファイナル。これに、錦織圭選手は堂々の初出場を果たしたのだ。彼の世界ランキングは、5位。

 錦織選手は、強豪を撃破し、準決勝まで進出した。11月15日の準決勝では、世界ランキング1位の絶対的世界王者、ジョコビッチ選手に、1-6、6-3、0-6で敗れたが、世界のベスト4である。大したものだ。


2014年後半の日本列島は、まさに錦織圭選手の大活躍に熱狂し、喜ばせてもらった。錦織選手の数々の快挙は、もちろん1億3千万人の日本人初の快挙である。と同時に、38億3千万人のアジア人初の快挙である。

 テニスの歴史を振り返れば、女子では、自己最高位で伊達公子選手が世界ランキング4位、杉山愛選手が同8位まで上っている。これらも大したものであり、快挙そのものである。

 だが、日本男子は、というかアジア人男子は、気が遠くなるような長い期間、まったく歯が立たないできたテニスの世界。それを錦織選手は、打ち破ったのだから、凄い、凄い、凄い。

 日本男子の中では、錦織選手よりも大分前に、松岡修造選手がかなり活躍したような印象がある。ど派手なパフォーマンスの松岡修造選手だから、世界ランキングは、女子の伊達公子選手や杉山愛選手のようにベスト一桁まではいかなくても、それに近いものだったんだろうなと思う。

 しかし、あの松岡修造選手の最高ランキングは、46位だ。なんと、46位。つまり、日本男子は、そしてアジア人男子は、世界のテニス界において、長い期間、全然ダメ状態できた。ベスト一桁なんて、夢のまた夢、不可能とされてきたのだ。

 それを打ち破ったのが、錦織圭選手である。全米オープン準優勝。それに続くATPワールド ツアー・ファイナルのベスト4。燦然と輝く偉業である。

 来年、2015年、私たちは、錦織圭選手が世界王者になる成功への道を目にすることになる。


頑張れ、錦織選手!! フレー、フレー、錦織選手!! フレー、フレー、錦織選手!!




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