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昭和2年生まれの航海日誌

去りゆく犬友達 

2014年10月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 天気予報は雨だった。
 西の空が明けているぞ。
 少々濡れてもグランドゴルフをやってみたい。

 落葉し始めたユリノ木の並木道を通ってグランドへ向かう。
 土、日を持て余した友は多かったようだ。

 3ランンドしたところで、雨が降り始め、急いで帰り支度。
少し寒い。

 去年の今頃、今日のような日に犬友達が、
 「もう、着込んだのよ」と云ってズボンをたくし挙げて見せてくれた。
そんなにしなくてもいいのに。

 あの人がパッタリ姿を見せなくなっている。
 そればかりではない。老夫婦で、犬が吠え合うと。厳しく叱って
いた人も見かけないし、不在の時、犬の世話をしてくれる貴重な
存在の男も来なくなではないか。

 新品の高級自転車を乗り回していたのを2,3回見たきりである。
 どうしたことだろう。

 この夏を過ごさずに逝ってしまったのだろうか。
秋はやっぱり淋しい想いがが先に立ってしまう。元気で居てほし
いものだ。

 イチョウの木は紅葉が速い。
 今年もあそこで記念写真を撮ってみよう。

 去年はこんな風だった。
        

 少し淋しそうだなあ。
 俺はこの秋、姉さんと上京できるようになったぞ。
 留守番、いい相手を頼んでおいたからのう。
 それとやっぱり元気で丈夫なのが一番さ。

 いくときは同期の桜と決めたぞ!

 
    

 
  
 

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