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あなたが熱中症にならないためにどうする?・「水分と塩分」 

2014年08月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし

今のインターネット社会は、実にありがたい。生活をしていくうえで分からないことは、ネット先生が教えてくれる。

 自分が分からないことについては、大概、以前に誰かが疑問に思って調べているもので、それをたどり、考えをめぐらせていけば、それなりに答が出てくるものだ。一発では分からなくても、何度か手順を繰り返すうちに分かる。

 そうして自分なりに分かったことについては、ブログ記事にまとめて備忘録とすることが、ブロガーとしての一作業である。


 ここ数年の日本列島の夏は、暑い。というか、暑すぎる。灼熱地獄だ。地球温暖化もここに極まれり、といった感がある。

 平成20年から、総務省が「熱中症による救急搬送者数」の調査を始めている。それによると、救急搬送者数は、記録的な猛暑だった平成22年が5万6千人で、その翌年以降、毎年約4万人が救急搬送される状況が続く。で、去年、平成25年夏期には、なんと、平成22年を上回る搬送人員数58,729人を記録しているのだ。

 こうなると、日本列島の夏は、熱中症との戦いである。

 熱中症との戦いでは、我々シニアは、強くはない。弱いという表現は使いたくないから、あえて、強くはないとの表現に留める。

 しかし、考えてみれば、身体能力に優れ、頑健そのもののプロ野球の4番打者でも、熱中症でダウンするくらいだ。だから、シニアは、よけい熱中症に気をつけなければならない。

 とにかく、夏は、熱中症に負けるわけにはいかない。負けたら、ヤバイ。

 
 熱中症対策として大事なことは、汗をかいたら、水分補給と塩分補給を一緒に行うことである。

? 汗をかくことの意味 

 暑い夏に屋外作業やスポーツなどをしたときの大量の汗。

 汗の元は、血液中の水分である。汗をかくと、血液中の水分が汗として体外に出る。そのとき、体外に出るのは、水分だけではない。水分と一緒に塩分も汗として体外に出る。

 その証拠に、汗をかいたとき、体についている汗をなめると、少ししょっぱい。これは、汗の中に塩分が含まれているからで、汗をかくと、水分と一緒に塩分も外に出されてしまっていることを表している。

? 脱水状態

 汗の元になる水分は、どこからとり入れたかというと、食事や飲み物である。

 汗をかくことで、体の中から水分を外へ出してしまい、体の中の水分が不足する。汗をかいて水分を出し、水分が不足してしまったら、食事や飲み物をとって補わないと、体の調子は悪くなる。

 この水分不足で体の調子が悪い状態を脱水状態という。

? 脱水状態からの回復のポイント

 脱水状態から回復するためには、汗をかいて体の外へ出してしまった水分を補給しなければならない。食事や飲み物をとることによって補うわけだ。

 このとき、水分補給と塩分補給を一緒に行うことがポイントだ。

 どういうことか。

 この場合、塩分補給をしないで、水分補給だけをすると、不都合が起きるのだ。

 普段、体内の塩分濃度は一定だが、汗を大量にかくことによって、水分と一緒に塩分も汗として体外に出るため、体内の塩分濃度が低下する。

 水分補給だけをすると、体内の塩分濃度を更に低下させ、補給した水分について、体がこれ以上塩分濃度を下げないために尿として排泄してしまうのだ。すると、水分が体内に吸収されないために脱水症状が進行してしまう。

 したがって、脱水症状からの回復には、水分補給と塩分補給を一緒に行うと、体内の塩分濃度を適度に保ったうえで、水分がスムーズに体内に吸収されることになる。

 だから、汗をかいたら、水分補給と塩分補給を一緒に行うことが大事である。

? 熱中症対策
 
 汗をかくことで、体の中から水分を外へ出してしまい、体の中の水分が不足する。汗をかいて水分を出し、水分が不足してしまったら、食事や飲み物をとって補わないと、体の調子は悪くなる。

 この水分不足で体の調子が悪い状態を脱水状態という。

 脱水状態は、体の不調を起こすだけでなく、体の危険な症状を起こす原因となる。

 この危険な症状の例が、熱中症である。熱中症の主な症状としては、めまい、頭痛、吐き気、気分が悪くなる、失神、体温の異常な上昇、異常な発汗(あるいは汗が出なくなる)などがある。

 熱中症対策には、水分補給だけでなく、塩分補給も必要だ。汗をかくと、水分と塩分が同時に体外へ流れ出るのだから、水分補給も塩分補給もというわけだ。

 水分と塩分をこまめにとることが熱中症の予防になるといわれるゆえんである。

 そこで、津軽のシニアブロガーが標語代わりに詠んだ一句。

時事五行歌「熱中症予防」

 熱中症 塩飴なめて 水飲んで 無理しちゃダメよ 気を楽に


 故事ことわざに曰く。何事も、

 「過ぎたるは及ばざるが如し」。

 塩分の過剰摂取は、体に悪い。

 健康な人は、労働中や運動中に多少塩分をとり過ぎても、3日以内に水分と一緒に尿中から排泄されるそうだ。

 しかし、水分と一緒に塩分をとることが熱中症対策になるからといって、塩分の過剰摂取は、熱中症予防どころか、高血圧、脳卒中、生活習慣病などの疾患を引き起こすことにつながってしまう。

 塩分は、過剰摂取しないように、注意しなければならない。

 何事も、ほどほどにが大事である。



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