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警告!ゴルフ場の練金術 

2014年08月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



アコーディア・ゴルフのアセットライト戦略

ゴルフ場運営大手アコーディア・ゴルフが打ち出した新戦略
証券会社とグルになり、奇施策の裏側にある、現経営陣の思惑は!












アコーテイアゴルフ(引用)

アコーディアの複雑なアセットライト策
アコーディアは、国内ゴルフ場の90コースを、新たに設立したSPC(匿名組合)に譲渡します
SPCは、シンガポールに上場したビジネス・トラスト(事業ファンド)に、ゴルフ場90コースを1200億円で売却します
アコーディアは、SPCからゴルフ場の運営を受託します

アコーディアは、SPCへのゴルフ場売却益を得る
アコーディアは、大和証券の子会社からの借入金を入れ、1300億円超の資金を調達します
1千億円の有利子負債の圧縮、総額450億円の自社株買いを実施します
新たなゴルフ場買収の原資にも充てます

アコーディアは、ゴルフ場運営にはそのままでゴルフ場買収も続けます
一時資金を調達し、経営の効率化を進めるスキームです
アセットの切り離しと、自社株買いによってROEを向上させます
シンガポールのビジネス・トラストを中心とした?循環型ビジネス?構築です
成功すれば、苦境にあえぐゴルフ場ビジネスにとって起死回生の策です
このスキームは、実現可能なものなのだろうか

ゴルフ産業が抱える構造的な問題があります
日本のゴルフ人口は、高齢化や若年層のゴルフ離れにより減少の一途をたどっています
ゴルフ場は、客単価の低下や入場者数の減少に歯止めがかかりません
昨年、PGMによるアコーディア・ゴルフのTOB騒動が起因しています
アコーディアは、90%の高配当を打ち出し、レノグループ登場で、TOBは不成立に終わりました
その精算を図る為打ち出したのが今回のスキムです

アコーディアは、株主総会でスキムを承認受けました
今回のスキームの本当の狙いは、レノ外しと、買収防衛策の強化です
レノグループも、保有株を売り抜ければメリット、レノの影響力をなくしたいアコーディアにもメリットがあります
大和証券グループが筆頭株主になれば、買収防衛策は強固なものになります
従来9割だった配当性向を、アセットライト実施後に、当期利益の45%に引き下げます
9割配当に惹かれて株主となった機関投資家には不満が残ります

ファンドにSPCを売却するスキームには無理が有ります
シンガポールで、ビジネス・トラストを上場する際の想定利回りは、7〜8%くらいです
配当額は、現在実施している9割配当の総額とほぼ同じ水準です
現在の配当原資が、シンガポールの配当に流れる計算です

SPCを利用することは、節税ストラクチャー?
国境をまたいだ大胆なスキーム、日本の国税が許さないでしょう
難解なスキームの助言役は、SMBC日興証券と大和証券です
大和証券は、太平洋クラブの獲得にアコーディアと共に水面下で動いたメンバーです

ゴルフ場ビジネスを蘇生する経営手法か?、買収防衛のための奇策か?
アコーディアが発表した連結決算では、赤信号がともっています
営業利益および経常利益は前年割れ、当期純利益におよんでは同24%減でした
アセットライト実施後の計画値を信じろと言っても無理です
アセットライトとセットで実施する自社株買い価格である1400円を大きく下回る水準です
アセットライトは現経営陣の保身のためのスキームと断言出来ます

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