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平成の虚無僧一路の日記

7/13 虚無僧の旅 彦根 

2014年07月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



せっかく京都までいくのだから、このまま帰るのは
もったいない。新幹線や名神高速を利用していては
行けないところへ行ってみようと。

13日(日)は京都から一般道を通って「安土城」
そして「彦根」へ。

まずはも彦根の旧商店街で、一軒一軒 門付け。

日曜日でお休みか、半数はシャッターが下り、客足も
全く無いが、それでも開いているお店の何軒かから
お布施をいただいた。もう、こういう商店街は
日本中から消えていくだろう。こういうお店こそ、
虚無僧の神通力で「千客万来、商売繁盛」が
叶ったらいいなと、心から願う。

一方、彦根城の前には、観光客目当てに、和風の
統一した造りで、みやげ物屋や飲食店が店を
開いている。
観光客で賑わってはいるが、こういう新しい店は
虚無僧には冷たい。数十軒廻っても、喜捨して
くださる店はゼロ。

それでも、観光客が2組ほど喜捨してくださった。

そのうちのお一人の男性は「写真撮らせてください」と。

最近は写真を撮ってくれる人も少なくなった。
まして、きちんと「撮らせてください」なんて
断る人は 皆無になった。

10年前までは、観光客によく囲まれたのに。
なぜだろう。この町並みに虚無僧は 絶好の絵に
なると思うのだが。

その男性が「これ(錦の袋と白房)は 何のため
ですか?」と聞いてきた。

「私も つい最近知ったのですが、千日回峰行の・・」
と、そこまで云うと「はいはい、酒井雄哉大阿闍梨
ですね」と。

「そう、その酒井師が云ってました。『行が挫折した時、
この紐で首を吊るか、刀で首をかき斬るためのもの』と。
私も 尺八が吹けなくなったら、これで自決するんです」と。

すると、「いやぁ、厳しい修行をされているんですね。
ご苦労様です」と、お布施をくださった。

私は心の中で「全然!。楽しんでやっているだけです」と。
「酒井大阿闍梨」を知っているというから、虚無僧にも
関心を示されたのだ。こういう方が おられるということに
勇気をいただいた。

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