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のびたの日記

ブラジル移民の方が涙で聴いた「浜千鳥」 

2014年07月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



サッカーで盛り上がっているブラジル ここには日本から移民された方が多い
今では二世 三世の方たちだろうか 親たちは夢を求めてはるばる移民に行った
夢の別天地であろうはずが無く 過酷な開墾など成功されたのは一部と聞く
 
それでも現地に居残り 子供が生まれ 波乱の生活を強いられただろう
熱狂する陰に 仕事がない 貧しさがあるなどと聞く現地のニュースもある
この方たちににも 穏やかな生活を送って欲しいものである
 

 
今は亡き 往年のギターで語る 田端義夫さんが ブラジル公演をされた
多くの移民二世や三世の方も 見えたそうである
帰り舟 などヒット曲も歌うが 彼は意外と童謡唱歌にも力を入れる
 
あの素朴な声で歌ったら 赤とんぼも ふるさとも そして浜千鳥も郷愁に誘われる
浜千鳥の曲は唱歌にもなったが 世に広めたのは田端義夫さんであった
作詞の鹿嶋鳴秋さんが 晩年 南房総の和田浦に住み この地を愛したと言う
 
浜千鳥は小さな小鳥 名のように チチチと鳴き声あげて 右に左にくの字に歩く
さながら親を求めて探しあるいているように見えたのだろうか
親を訪ねて鳴く鳥は 波の国から生れ出る と詞に書く
 
一時はこの歌は 幼くして亡くなった娘さんを偲び詞に書かれたと聞いた
昨今 詞が出来た年代はまだ 娘さんは生きていたから そうではないと判明した
無粋な追求より もとの謂れの方が私には じんと心に伝わるものがある
 
この歌を歌っている時に 会場はすすり泣きに溢れたと言う
両親が故郷の日本を離れて 寂しさも辛さも こういう歌で紛らわしていたのか
そして子供たちへも聴かせていたのだろう
 
もう親も居ない しかし 歌が心の中で生きている
いろいろな思いが歌にかぶさり 涙がこらえきれなくなったのでしょうか
離れて聞くふるさとの歌 日本の歌は きっと心を締め付けられる郷愁か
 

 
現在 和田浦辺りは 多くの花の栽培地で冬でも 可愛い花を見ることが出来る
国道から防風林の松林の中に入ると この浜千鳥の歌碑がある
うたごえバスで行った時 参加者と この碑の前でハーモニカで伴奏し全員で歌った
 

 
こんなエピソードの一部を 私は うたごえで紹介したり 介護施設で話をする
昨日もちょっとだけ介護施設の歌の時間に披露した
ちょっと しんみりさせたり 冗談で笑わせたり うたごえを盛り上げる
 
入所者さんのメンバーが一部変わったせいか いつもの元気な歌声では無かった
初めての方や慣れない方は 歌を歌う事にも 躊躇していることもある
それでも午前中から楽しみに待っている方がいるとスタッフから聞いた
 
先生が大好きよと何度も言う女性 相変わらず顔が合うと言う
ありがとうね 嬉しいよと私は応える 否定したり夢を壊さないことも必要だから
唱歌のほかに 瀬戸の花嫁 雨に咲く花 など歌い 最後は 北国の春で終わった
 
音楽訪問は器材が多く 車無しでは行けず ボランティァが続けられのも車のおかげ
施設で台車に器材を積んで エレベーターに乗った時 知らないスタッフが私に問う
「入所の方ですか?」 いえいえ ボランティァの訪問です 慌てて打ち消した(笑)
 
     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m



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