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小春日和♪ときどき信州

本・篠田節子 「長女たち」 

2014年04月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



                 読書備忘録 

        

 内容(「BOOK」データベースより)
親が老いたとき。頼りされるのはもはや嫁でも長男でもない。無責任な次女、他人事の兄弟…追いつめられた長女の行く末は?痴呆が始まった母のせいで恋人と別れ、仕事も辞めた直美。父を孤独死させた悔恨から抜け出せない頼子。糖尿病の母に腎臓を差し出すべきか悩む慧子…当てにするための長女と、慈しむための他の兄妹。それでも長女は、親の呪縛から逃れられない。親の変容と介護に振り回される女たちの苦悩と、失われない希望を描く連作小説。

 長女だから・・・長子長女だから・・・長女が長男に嫁いだから・・・好きな作家さんだから・・・読んでみた。

家守娘
姉妹のお話でした。
お母さんはレビー小体型認知症だとわかった。
ユキちゃんは・・・そうだったのか・・・ちょっとだけホラー?

足が丈夫であちこちちゃっちゃか徘徊されたら大変!
洋服全てに住所と電話番号とお名前を書いてご本人にはわからないように縫いつけていたお嫁さん知っています。足が丈夫ってのがね・・・と。
ヘルパー時代は何でこんな所まで?って、昼夜わからなくなっているから家族が寝静まってからちゃっちゃかちゃっちゃか一晩かけて歩いていかれ、交番から連絡がきてびっくり、お迎えに行ってタクシーでお家までってこともあった。一度施設に入ったのだけれど、うまくいかなかったのよね。
ニュースでは踏み切りに入っちゃって電車止めて家族に賠償金請求なんて話も・・・

傍から見ていると、あら、大変!くらいかもしれないけれど・・・とにもかくにも一緒にずっといる人がいちばん大変。たまに行ってあーだこーだと余計な口出しするのは・・・
私だったら自分でやってみっ!なんて言えちゃうけれど・・・
長女が長男に嫁いだ場合・・・ま!済んだことだから良しとする。姑は延命を拒否してくれた。私だって・・・

実際、見ず知らずの他人を家に入れるのを嫌がる人は結構いますでしょ。
ヘルパー頼むのだってタダじゃないしね。色々大変。ま!順番だからとさらりと言ったとて・・・冷たいようだけれど、きれいごとなんか言っていられない。

と、思いつつ 次のミッションを読んだら・・・

ミッション
若い頃だったらどうだったかわからないけれど、この歳になったらいつでもいいのです。むやみに色々と施され、ちょっびとだけそれがのびたとしても私にとっては望んでいない事だから ・・・放っておいてくれればあっさり逝けるのだからね。
標高四千メートルにちかい辺境の地で医療はね・・・祈祷師のような薬草医がいるだけ・・・ばったりと自然に逝くのがいいわ。

ファーストレディ
すごいですね、お母さん。そんなに甘い物ばかり食べちゃったらねぇ・・・糖尿病だから。
車椅子を離したときは、び、びっくりしたけれど、何事もなくてよかった。

先日新聞に人工透析をやめて・・・そのような記事が出ていた。そのちょっと前に電車で同じような事を話していたのをダンボ耳で聞いていた。
駅前には人工透析と書かれたビルをみる。以前担当していた利用者さんが、ぐったりして帰って来るのを迎えてお食事作ったりしていたことがあった。お年もお年だったから大変そうだった。奥様が、これしないと死んじゃうのよ。本人はもういいって言っているんだけれど、この人死なれちゃ私が寂しくなっちゃうでしょ・・・そんな事を思い出しながら聞いていた。


長女だから普通に長女していたけれど、え  しないの? あ、お姉さんがね・・・って、ちょっちょっ長女? 長男のお嫁さんも。

長男の嫁の話は巷に溢れているけれど、長女ってのは・・・

長女三連作・・・ミッションがよかった。

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