メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

(新)ごんぼねっこ日記

入院してれば…(3) 

2014年04月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

やっぱり腫れが引かない。
左目の下全部が涙袋状態。

今日も点滴だ。
救急病棟の待合室は満員状態。

呼ばれて横になったベッドの上。
若い看護師さんは、紫色になったジサマの腕を見て、
「あらぁ… 頑張ってみるね。」
と言った。

たたいて、さすって、何度も確かめて
いよいよブスリ…

「…ごめん、一回ぬぐね。」
焦ったのか、看護婦さんの言葉が訛ってきた。

また、一生懸命さすって、たたいて、
何度も確かめて、
「やってみるね…」

やっぱりだめらしい。
「いだがったよね。ごめんね…」
しきりに謝る。

別の看護師さんを連れてきた。
少し年上の感じ。
落ち着いて確かめ始めた。

…が、思ったより大変と気づいたのかも知れない。
さする手が真剣になった。

何度も確かめた上で、
「ちくっとしますね…」
と言ってブスリ。

だけど、腕の中で針をぐりぐり動かしている。
やっぱりだめだったようだ。

「すみません。一回抜きますね。」
それが2回続いた。

また別の看護師さんを連れてきた。
今度はかなりしっかりした感じの方。

丁寧に確かめた上で、
慎重に針を射した。

さほど痛くなかった。
が、ここまで来ると、痛いとか痛くないとの問題ではなかった。
明日もまた新しい針を射すのかと思うと…

* * * 

カーテンで仕切られた両隣のベッドにも患者がいる。
右隣は、小さな子どものよう。
点滴に飽きたのか、ぐずり始めた。

たまりかねて若い父親が小さく叱った。
すると、
「おとうちゃんのバ〜ガ。うわ〜ん」
「痛いんだも〜ん うわ〜ん」
よけい大きな声で泣き始めてしまった。

左隣は50代後半か。
どうも様子からすると飲み過ぎで急性アルコール中毒か。
ベッドに来た途端、すごい勢いで吐き始めた。
そういえば、待合室でも同じ吐き声が聞こえていた。

「すみません、すみません…」
何度も謝っている。
そして、
「どのくらいかかりますか?」
とも聞いていた。

看護師さんが
「早く終わるようにしますよ」
と言ったら、
「待合室で女房が一人なので可哀想で…」
そう言っていた。

もちろん、ジサマも同じ気持ちではあったが、
この人はちょっと違うんじゃないの? 
って思いながら横になっていた。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ