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別れ 

2014年04月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





何かが起きるときってこのようになるのでしょうか。
私よりわずかに年上の親類が二人、続けさまに入院したかと思ったら、気の休まる間もなく次に来たのが兄の死でした。

父の死後、母と兄姉妹肩を寄せ合って暮らした日々、はるか昔の4人家族も今は私ひとり
悲嘆に暮れるではなく、しめやかに喪に服するではなく、ひたすら懐かしくときに虚ろな心を持て余す心境
年令の順で行けば最後に残るのは末っ子の私、と常々覚悟はしていたけれど、やはりさびしい。

多忙な年度末税理士の仕事をすべて片付けたあと、机の前からするすると屑折れて、
そのまま意識は戻ることなく、普段と少しも変わらない安らかな顔でした。
つやつやしてしわもなく今にもむっくり起き上がりそう
兄の顔ってこんなに若々しかったんだ!
気分だけはいつまでも若者みたいな人だったけど。
正面からつくづく眺めたのはその時始めてだと思います。
「役者のように美しく、舞台の幕が下りたんだ」誰かの声が聞こえました。

昔兵学校を志願し学校を挙げての期待にも拘らず視力の弱さで落ちました。
あのとき以外何かで落ち込んでいる様子は見た記憶がありません。
言葉にはしなくとも、その存在だけで本当に力づけてもらっていたような気がします。
会う度必ず小遣いをくれたたった一人のひとだったから、
ではなくとも、いつまでも元気でいてほしかった…

何十年か前遭遇した姉の死、母とそして彼の死。
当時の状態に比べてこの程度のダメージで済むことに我ながら驚いています。
ときおりは津波のように襲ってくる感情も意外に静かに処理できるのは
ひとあし先に天国に行った大切な人たちとの距離をあまり感じていないせいなのでしょう。

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