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たかが一人、されど一人

魔鏡現象 

2014年01月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨夜から今朝にかけて「小保方晴子さん」の名前が一気に全国に広がったと思う。マスメディアのの持つ力は凄いものだ。一昨年のノーベル賞受賞で、山中伸弥教授の名前が一瞬にして日本人の記憶に刷り込まれたが、当の山中教授が、既に小保方チームの研究成果に関して賞賛のコメントを出しているくらいだ。万能細胞とか細胞の初期化と言われても意味が分からない。しかし科学的には大きな意味もあり、人類の幸福に大いなる貢献の基礎になることなんだろう。日本人としては喜び、誇るべきニュースかもしれぬ。それはそれで結構だと思う。一方、科学や医学の進歩のお陰で長生きさせてもらいながら生意気なようであるが、ここまで神を恐れぬことをしていいのか、との思いがよぎるのも否定できない。何か書きたくても、これ以上は書けないようなので、次へ方向転換する。昨日は似たような報道がもう一つあった。『三角縁神獣鏡に「魔鏡現象」 最新技術で判明』である。古墳から出土した古代の鏡、「三角縁神獣鏡」を復元して光を当てると、反射した光が裏に描かれたものと同じ文様を映し出す現象が起きらしい。こちらは素直にびっくりだし、同じ最新技術でも素人にも少し理解できるし、いろいろと想像の楽しみがある。京都国立博物館の研究グループが発表したのだが、この発見に利用されたのが昨今話題の3Dプリンター。この装置は対象物件の外観をそっくりに模写すると思っていたのだが、どうもそうではないらしい。未だ詳しく理解できていないが、昨日のテレビで見る限りは対象物の内部構造までそっくりに作ることが出来るらしい。鏡の場合は内部に空洞が無いので、材質を現物に違わぬように準備すれば本物と寸分違わない複製となるとのことだ。空洞なんかがあるものについては、プリント前の準備で断面の解析データをインプットしてやると(医療用のMRIなんかを思うと簡単かもしれない)、内部構造も複製できるらしい。実社会から遠いところに隠棲しているようなものだから未だ3Dプリンターの実物は見たことが無いが、一度見てみたくなった。一寸した外部からの刺激で、小生のような者でもこんな知識欲が湧くのだから、小保方晴子さんのような若い気鋭の科学者が自ら求めて、研究のより深いところや高みを目指すのは当たり前のことかもしれぬ。魔境現象は初めて知った言葉だが、この現象自体はかなり昔から知られていたらしい。しかし千数百年昔の権力者がこの現象を利用していたと聞いても、俄かに信じられない。この現象実現のためには銅鏡の表面を数ミリ単位にまで磨き上げて、真平にしなければならないらしい。研磨の技術もさることながら、当時如何なる理由があって銅鏡を磨き上げ、魔鏡の発見になったのか。考え出すときりがないくらい不思議に思う。最初の発見が偶然だったにしても、その効果を利用したとすれば、そん時代の人間の知恵とすべきだ。人間の知恵なんて意外と進歩が小さいのかもしれないし、昔も今も人並み外れた天才的人間が時々出現するのかもしれぬ。昔は天才的人間の知恵を権力者が独占し、現代はその知恵を多数の凡人が、利用し過ぎているのかもしれぬ。

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