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十行歌「大寒(だいかん)」朗若男女元気よく 

2014年01月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

2014年は、1月20日が大寒(だいかん)であり、一年で最も寒い日とされる。大寒は、年の季節の移り変わりを二十四通りに表す二十四節気(にじゅうしせっき)の第24節気である。

 節気は、その日の一日を指すが、期間としての意味もあり、次の節気の前日までを指す。

2014年は、1月20日が第24節気の大寒であり、2月4日が第1節気の立春(りっしゅん)だから、大寒から立春前日までの期間の15日間も大寒という。

 一年で最も寒い大寒の時期が過ぎれば、一歩一歩春が近づいてくる。


 北海道の人が「なまら寒い」と言われる場合の「なまら」とは、どういう意味だろうか。例によって、ネットで調べた。

 goo辞書曰く。なまら (北海道の方言) とは。なまらを標準語に変換。たいそう。非常に。あの映画 なまら迫力あったな(あの映画は非常に迫力があったね)若い人が好んで使う。

 そこで、「なまら」の語源ないし由来を知りたくなった。

 今度は、フリー百科事典のウィキペディアが先生になってくれる。ウィキペディアの説明のポイントを掲げる。

? 元は新潟弁で、1970年代に新潟県出身のラジオDJが使ったことから使われ始めた。主に道央、道東、上川などの内陸部で使われる。
  同意語で、稚内周辺では「べろ」、函館周辺では「がっつ・がっつり・わっつり・ばっこり・だで・うだで」というものがある。

? だが、近年北海道でも「めっちゃ」、「超」の方が多く使われようになり、「なまら」は若い世代でもあまり使われなくなりつつある。

 
 以上の情報で、北海道弁の「なまら」について、かなりのことが分かる。ネット先生、ありがとう、である。


 津軽のシニアブロガーに言わせれば、「なまら」の方が北海道弁としての個性があって面白い。
 「めっちゃ」は、関西弁のにおいがするし、「超」は、その言葉自体が没個性的だ。なんでもかんでも、「超」と言えぱいいというものでもない。

 大事なのは、個性の発揮であり、それが地域のアイデンティティー(主体性)の主張には欠かせない。
 だから、北海道弁として、「なまら」は大いに使われるべきだ。と、「なまら」が主張している。

 ちなみに、「なまら」の同意語で、函館周辺では「がっつ・がっつり・わっつり・ばっこり・だで・うだで」を使うというが、その中の「うだで」にぐをつけた言葉、つまり津軽弁の「うだでぐ」は北海道弁の「なまら」と同意語である。

 標準語 とても寒い → 津軽弁 うだでぐ寒い → 北海道弁 なまら寒い  となる。

 しかし、標準語の「とても寒い」のニュアンスは、気温がマイナス2度くらいなのに対し、津軽弁の「うだでぐ寒い」は、マイナス7度くらい、北海道弁の「なまら寒い」は、マイナス12度くらい、のニュアンスを表現している。

 所変われば品変わる。所変われば弁変わる。

 そこで、一年で最も寒い時期である大寒にちなみ、十行歌を詠んでみた。


 十行歌「大寒(だいかん)」朗若男女元気よく
 

 ところ変われば 品変わる

 ところ変われば 弁変わる

 大寒迎え 冴ゆる空

 なまら寒いは 北海道弁

 うだでぐ寒いは 津軽弁

 べらぼーに寒いは 東京弁

 めっちゃ寒いは 関西弁

 バリ寒いは 博多弁

 朗若男女 元気よく

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なまら・・

さん

テレビでもよく聞きますね。
北海道は全国から入植開拓の土地柄なので言葉の多様性もあります。

当地のアクセントは北海道でも独特と思います。
ここの生活も長いので耳慣れしましたが、来た当時は耳に付きました。

お国なまりは お国の手形 言い伝え、残したいと思います。

2014/01/28 12:55:58

博多弁

さん

ありがとうございます!
wasaoさんはなんでも詳しかね〜。

2014/01/27 23:53:24

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