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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

9年ぶりのお正月 

2013年12月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 今年6月永久帰国して、今ふと気が付くと日本で年を越し
新年を迎えるのは実に9年ぶりということになりました。
オーストラリアでの移住生活で、年に一度は日本へ帰国していましたが、いつも春か秋の過ごしやすい時期だったからです。
 
 私たち二人だけならお節料理も簡単にして済ませるのですが、
息子一家が大晦日から遊びに来るというので、そんな訳にもいかず
孫たちにも年末年始の日本と我が家の風習を伝えたいこともあって
このところ買い物や家の掃除などで大忙しです。
 
 オーストラリアでも大晦日はすき焼き、元旦はお節のまねごとと
お雑煮というメニューで気分を味わっていました。
しかし、こちらのスーパーにでかけると数の子、黒豆、田作り、きんとん、
昆布巻き、かまぼこ・・・等々。すっかり忘れていた料理や食材が
いっぱい並んでいて、「息子一家に日本の風習を」なんて
ちょっとおこがましいかなと思ってしまうのです。
 
 重箱など正月の道具も度重なる引っ越しで散逸してしまい、
新しいものを用意し、ついでに屠蘇器のセットまで準備しました。
オヤジ・祖父としてはお屠蘇をいただく作法などインターネットで調べて
元日を迎えなくてはなりません。
 
 ところで、今年2013年は私たちにとって激動の一年でした。
定年退職するまで住んだ家とオーストラリア移住中の帰省先にと
持っていたアパートを売却し、
さらに、名古屋市に新しいアパートを購入して
来春の引っ越し準備を進めるという離れ業を進めて来たのです。
もちろん、オーストラリアからの引き揚げも大変な苦労と作業でした。
でも、そのほとんどが状況やタイミングの運に恵まれ、
とても良い結果となったのです。
 
 本当に幸運だったのはワイフの急病が帰国後だったことです。
7月下旬の夜、突然彼女の首と肩のあたりに激痛が襲いかかり、
私が救急車を呼んで病院へ運んだのです。
翌未明、緊急手術を受け、1か月余の入院とその後の2か月のリハビリで
現在はほぼ完ぺきに快復しました。
最初の手術が遅れていれば命を落としていたかも知れない危機でした。
これが異国だったらすばやい私の対応と
病院の的確な救急処理は無理だったことは間違いなく、
予定を早めた帰国が良い結果につながったと運に感謝しているのです。
 
 こんな一年で、食べるものも美味しくて満足しているのですが、
この夏の暑さと冬の寒さは亜熱帯の気候に馴染んだ体には
厳しいものがありました。
それとも、この日本の気候は特別なのでしょうか。
 
また、安倍政権の強引な右傾化にはもっと警戒しなければならないと
思いますが、国民の反応がとても鈍いのに驚いています。
もっとも、前の民主党がひど過ぎてその反作用が薄れていないのが
現実なのでしょう。
新しい年を迎え生まれ変わるからといって、現政権の傲慢さを
忘れてはならないと自戒する年の瀬です。

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