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頭空っぽの続き 

2013年12月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:山歩きと登山

山小屋の朝は早い、普段とは別の生活様式
朝食は6:00と成っている、この時間は未だ
4:45分で回りは真っ暗です。


下り厨房も騒ぎが聞こえないが二階で寝ていた
34人のうち騒ぎが大きく成っている、こんな時間に
もう出発の準備かよ、その物音につられそちこちから
朝の目覚めが始まったようだ。


自分は窓際?窓から外が眺められる位置に布団が
有ったので時折夜景を眺めていた。
ガラス窓は凍ってない、部屋が幾分暖かいので
結露はある、手で拭っては外を見ていた。


漆黒の中に街の夜景が輝き素晴らしい眺めが
続いている、夜明けはまだまだ階段を下りる音
そして上がる音がひっきりなしに板のきしみが
聞こえる。


早めの就寝でした、けれどトイレには一度も
立たず我慢するほどの事も無く寝ていた様だ
目が覚めれば身体が反応しトイレへと促された。


外には相変わらずのカメラマンが夜景撮影に
頑張って居る、昨夜でも今朝も同じ光景が
見られるのはうれしい。


朝食の時間が来た、順番は今日はなさそう
グループは兎も角ソロの登山者が優先に
成っていた、昨日の席には座れず空いている
場所に腰を降ろし長椅子に座った。


「お一人様用意」と昨日のお兄ちゃんが厨房に
声を掛けた、一分と待たず定食が出てきた、
ご飯におでんセットが定番の朝食です。
後はフリカケがテーブルに置いてあるので
勝手に取って食べればと成る。


ご飯はおかわりOKでした、10分そこらで
済ませた、おかわりはせずにお茶を2杯飲んで
お腹を落ち着かせた。


朝焼けの時間はもう少し掛かる様で布団を畳んで
暫し落ち着く、二階に上がる時、朝食をオーダー
しない登山者がガスバーナーでコーヒーを沸かし
飲んでいる、隣はトーストを焼いてバターなどで
食べたりしている。


山生活に慣れた人たちの楽しみが伺える、カップ麺
で始まるのは味気ない、矢張り米が一番かな。


やっと6時を回った、外は真っ赤な朝焼けが
始まっている、この景色は富士山以来の眺めだ
山頂とは言わないが、高い場所から見られる
景色はその場所で無ければ心には染みこまない
のかな。


朝日が昇って来た、ご来光が輝く、夕焼けと
同じ感動が再び訪れ寒い場所でも誰もが
待って居た朝日でした。


赤富士を予想していたが、赤く染まらない、
横にある雲が幾分赤く色づく程度で終わった。


外に出ては身体を冷やし小屋に入って暖房で
暖める、これを繰り返して過ごしたが、数人ずつ
小屋を後にし出した。


自分も準備に入ろう、時間は6:50分ザックを
下に降ろし靴に足を入れた、雪道の連続であった
為に少し湿った感触が、そして紐は水分を吸って
色変わりしている。


幾分きつく締め込みザックを背負った、小屋に挨拶し
外に出る、氷付いた入り口から数歩で転倒してしまう
ツルツルの路面で転んだのです、すかさずアイゼンを
装着し締め付け確認し此で大丈夫かな。


7:00掃除するので各々出発で山小屋前は
賑やかに登山者が慌ただしい、山頂の標木で
朝の撮影を頼んで撮って貰う。


昨夜確認した丹沢山へ向かいます。



積雪き数センチで有った、登山道は乾き切った
雪の為横に流される足取りが、踏ん張って
歩かなければと足に気合いを入れるも長くは
続かない。


雪道の歩きは慣れて居るのだが、とうに昔のことで
あってアイゼン装着なので、安心して歩けるのかと
思えたからだ。


登山道は雪無しの道とは少しずれたりしている
真ん中が盛り上がって居るためね歩きの下手な
自分にはどうもまともに歩いて成さそう。


幅が狭くアイゼンもすれて相性が良くない、我慢
しながら歩くしかなさそう、下りの階段は後ろ
エッジを立てて歩けばずり落ちる事はなさそう。


塔ノ岳を降り切ったその先に五六段のハシゴが
有る、アイゼンで登るのは簡単ですが降りる時は
面倒だ、尖った爪が邪魔をする。


出発時から富士山は綺麗に横並びで拝める
こんなにも近くに感じられた事がとてもうれしい
木立に昨夜の雪が乗っかりとても良いロケーションが
続く、ひったか(日高)に着いた。


雪の量が多い、デッキを差し込んだら握りから
10cmの所まで潜ってしまった、80cmは
積もっている、山道は往来が有るためどちらかが
避けて待機する事が多い、その時に避けた
つもりがスボッっとはまってしまう。


苦笑いしながら挨拶を交わす、どうも・・
おはようなどと通過する。交差しない歩きでも
よろけておもいっきり道脇に足を埋め込んでしまう。


勝手によろけてしまう、つぶやきの連続で前進
している、前に女性の姿を捕らえた写真撮影に
夢中です、すれ違うのかと思ってたら一枚お願いと
言って来た、何だか昨日食堂でお会いした女性
でした。


夕飯中会話しながら山談義であったのを相手は
そのことを言って来た、焼山まで行くのですか?
と話しかけてきた、今の答えは蛭ケ岳に着けば
その通りになるが鬼ケ岩を越えなければ
先は見えないねと付け加えた。


彼女も鬼ケ岩まで行くと昨日話たが余りにも
景色が良く咲きに進む事を断念すると語り
撮影しながら戻りますと、気お付けて行って下さい
と別れの挨拶に成ってしまった。


丹沢山に着いた1:30分掛かった、雪道は
時間が掛かるし景色も歩きを止めてしまう。
山小屋みやま山荘からは出たのか5,6人
身支度している、写真をお願いした丹沢山の
目印にと一枚。


雪に埋もれたベンチで再度靴紐を確認して
この先未踏の道を進むのです。


今まで夏場でも歩けなかった場所にやっと辿り
着いたのです、この先は念願だった聖地でもある
蛭ケ岳に向かうのは経験が無い道です。


反対からは有るのだが、鬼と聞けば怖いと考える
そんなコースを今回は通過して蛭ケ岳を目指すのです。



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