メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

平成の虚無僧一路の日記

特高警察 

2013年12月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



中日新聞 夕刊 12/7『紙つぶて』 作家の「木内 昇」氏
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
作家の「小林多喜二」や女優の「沢村貞子」も、戦前、
治安維持法違反で特高警察に逮捕された。(中略)

(彼らを逮捕し)弾圧した側の人間はどうだろう。
彼は、本来、統制を好まなかった。ただそれは彼の
職務であった。見逃せば、自身が組織から排斥される。
彼にも養うべき家族があるのだ。(中略)いずれ
時代は移り、彼は仕事を退く。あるとき家族の集まった
座で幼い孫が問う。「おじいさんはどんな仕事を
していたの」。家族は慌てて話題を変え、彼はうつむく。
あれは俺の意志ではない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そこで、もう40年も昔の人のことを思いだした。
「尺八を習いたいので、自宅まで来てくれ」という人がいて、
出張稽古に通っていたことがあった。その人は、室内でも
サングラスをかけ、薄暗いビルの奥に籠もりっきりで、
外に出ることは無いようだった。後で知ったが、元
「特高警察」で、仕返しを恐れて、戦後ずっと、人目を
忍び、隠れて生活をしているのだと。

特高の話は「私は貝になりたい」でも「風立ちぬ」でも、
「少年H」でも出てきた。

千葉県舟橋市に住む「杉浦正男」さん(99歳)は、
印刷業者の親睦会「出版クラブ」を主宰していて、
会員30名とともに逮捕された。「共産主義者か」と、
竹刀や木刀で袋叩きの拷問を受け、終戦まで3年間、
獄につながれた。その間に結婚6カ月の新妻は、
赤子を残して亡くなったと。きりりと口を結んだ
顔に 悔しさがにじみ出る。

不条理、理不尽な時代だった。いやでござんす。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ