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yukiの一人歩き

遍路宿 

2013年12月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

  宿坊の食事です。昨日は、トイレの話をしましたが、設備投資は、規模が大きくなれば、消防法の適用など負担が増えてくる。サービスという意味ではなく、実用上のメンテナンスも多くなる。遍路が宿泊する宿には、大きく分けて、宿坊、旅館、民宿、善根宿がある。宿坊は別として、その他は、管理する人が高齢化している。子供に、跡を継がせるわけにはいかないと言っている。何故なら、苦労をするのが目に見えているからだ。遍路道では、このコースを行けば、この辺りに泊まりたい、という所がいくつもある。自分の距離を考えると、この辺り、と思っても、そこに宿がなければ、頑張って距離を伸ばすか、近い所で一度泊まるしかない。歩きに余裕がない、高齢者や女性の場合、非常に悩ましい選択となる。こんな事情が、歩き遍路の減少に拍車をかけているのかも知れない。毎年、漸減傾向にあると言われる歩き遍路は、ある意味、文化遺産を目指す四国の象徴でもある。和食が認められたのと同様、中身である信仰(料理)そのものだけでなく、歩くことでの自然や人との出会い(器や食事処)、そういうものの大切さを示している。その根本たる宿、というものが存亡の危機にある。開創1200年を迎えて、この文化を守ろうとするのであれば、自治体を始め、関連各者が集い、基本に立ち返って、考えていくべきだと思っている。宿だけが問題なのではない。遍路道や多くの残された遺物などの維持管理にも、不安がいっぱいだ。是非、早急の対応、助成をお願いしたいものだ。もう、自分の足では歩いて回れないと思っている、心配性の年寄りの繰り言である。

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