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昭和2年生まれの航海日誌

意外と多い食い合わせ 

2013年10月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 店頭に夕日を浴びたような柿が姿を現しはじめた。
    
 まだ、 陶工 柿右衛門が驚嘆の声をを放ったような照り映え
ではなさそうだが。

 数個求めて帰った。
 柿を見ると思い出すなあ。

 生家は豊沃広大な耕地のある集落であった。
 農地改革が進められるまでは、300坪を超える邸宅を構えた
地主が数名は住んでいた。いまは旧名主になり果てている。
 その屋敷には
 申し合わせたように、屋根の峯を越す大きな柿の木があった。

 台風が来て、青い実を落としたのを拾って、甘い、渋いの鑑別をした、
 後日お世話にならなければならない。

 家の庭にもあるが、それは何時でも手が届く、それをうっかり
採ろうものなら、こっぴどく叱責をされてしまう。
 先ずは外堀から埋める。いい躾を自然に身につけた。

 庭園を作るとき、柿の木と槙垣は残した。
 妻は、ことのほかこの柿の木が気に入ったようである。
「もっと施肥をしたらどうなの」
「遅効性のものでないといけないから、するなら二月ころだ」

 また、柿を食べるときは決まって
「志村先生、柿は5時までに食べなさいよ」と言われるのが
口癖のようになっていた。

 柿は消化が良い方ではなく、体も冷える。
”柿が赤くなれば医者青くなる”
 身をもって教えれ頂いたのだ。

 それと、「 柿と蟹は食い合わせ」でもある。しかと、科学
根拠もあるのだ。

 それと同じように”食い合わせ”には気をつけなければならない。
 迷信と馬鹿にしていると、とんだ災難にあってしまう。

  氷に西瓜    夏はやりそうだ。
  鰻に梅干    折角美味しいものを食べたのに、梅干?
  大根と人参   これは知らなかった。意外。
  松茸にアサリ  アサリの吸い物で終わろうか。駄目だよ。
  生卵とところ天 これは先ずはやるまい。
  蕎麦と柿は   10月、11月はやりそうだ。
    
  他にもあるが、昔、薬屋さん(巡回)が配ったチラシ、と
   
高を括っていると、とんだ目にあう。先にも言ったとおり、科学
根拠があってのもの。
  
 10月は食中毒の発生が少ない月ではない。
 暑い夏を過ごしたからと、安心してはおられない。
 
  

  

  


 

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