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「けん君、ありがとう」 

2013年08月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

 「けん君、ありがとう」


 ネットを見て、ブログサイトを覗いてみれば、随分な数のブログが目につく。登録ブログ件数が100万件を越えるブログサイトは、珍しくないほどだ。

 いったい日本にはどれくらいのブログがあるのだろう。そして、ブログにはどれくらいのアクセスがあるものなのだろう。わずか2か月前にブロガーになったばかりのにわかブロガーの疑問である。

 例によって、ネットで調べてみたが、いつもに比べて、よく分からない。

 2008年7月2日に総務省の情報通信政策研究所が調査結果を公表した「ブログの実態に関する調査研究」によれば、国内のブログ数は約1,690万件で、そのうちアクティブなブログは約300万件程度だという。アクティブなブログとは、1か月に1度程度更新するブログのことであり、その件数は約300万件で横ばい状態とのこと。

 今は、2013年だから、2008年の調査結果とは5年も前の話だ。「例によって、ネットで調べてみる」と、いつもなら最新の結果が出てくるものなのに、どうしたわけか、ブログの実態については、2008年の調査結果が一番新しいもののようだ。仕方がない。

 1,690万件のブログのうち、アクティブな300万件を除いた1,390万件、全体の82%のブログは、開設しっ放しで、動いていないことになる。
 ブログを開設していることにより、メールを打つことができさえすれば、誰でも、ブログ記事を書き、自分の意見なり、考え方をウェブ上で、世間一般の人に知って貰う可能性がある。しかるに、8割以上のブログが休眠状態とは、もったいない話だ。

 それと、ブログへのクセス数については、1日の平均アクセス数が50以下のものが調査対象ブログ全体の80%だったという記事を見た。アクセス数が500を超えるブログに至っては、全体のたった1.7%だそうだ。

 そうか、1日の平均アクセス数が50を超えるのは、全体の2割しかなく、それでも大変なことなんだな。にわかブロガーの実感である。

 
 にわかブロガーは、研究心が旺盛だ。そこで、自分のブログへの訪問者はどういう人たちなんだろうと思い、足跡を見てみた。
 自分のブログにしては、結構足跡がついている。その中で、ユニークなブログ名が目についたので、覗いてみた。

 すると、いきなり「ピリオドを打ちます。このブログにピリオドを打ちます。ブログを始めて3か月。楽しかった。応援してくれた方々、本当にありがとうございました」とある。

 えっ、驚いた。今、改めてどんな人だろうと思って、覗いたばかりなのに。ビックリした。
 
 ブログ記事をいくつか拝見したら、どうやら若い人らしい。

 いろいろ辿っていったら、ランキングが1位となっている。驚いた。しかも、2万件ぐらいのブログ数の中で1位だ。また、驚いた。

 ブログへのアクセス件数を見た。なんと、4万件近い。にわかブロガーは、すぐに計算機を叩いた。ブログを始めてから3か月とあるから、1日の平均アクセス件数が400件を超えている。ということは、あまたあるブログの中で全体の上位2%ぐらいに入る勘定だ。だから、またまた驚いた。

 えっ、そんな人がブログを止めるんだって。またまたまた驚いた。

 ブログ記事をちらちら見てみた。特別なことを書いているのでもない。日常の普通にありそうなことを書いている。ただ、言えるのは、そこに展開されているのは若い人の感性だ。そこはかとない詩情が流れている。

 この人のブログを初めて拝見したのは、いつだっけ。記憶をたどった。そうだ、8月の半ばだった。そして、何だろう、これは、と思ったっけ。日常の普通のことを書いている。なんでこんなことをわざわざ、と感じて、それっきりだった。

 しかし、「ピリオドを打ちます。このブログにピリオドを打ちます」という文章に触発されて、なぜ止めるの、という感覚でブログ記事を見る。ああこの若者は詩人だ。

 しょっぱなに見た瞬間は、にわかブロガーのオジサンには分からなかった。でも、今は、分かる。やはり、ランキングが1位と言い、アクセス件数と言い、多くの人を惹きつけるのには、相応の理由があるということだ。
 この若者には才能がある。人生経験豊富なオジサンには分かる。


 ネットは、いろいろなことを教えてくれる。自分に知識がなくても、否、知識がないからこそ、ネットは教えてくれるのだ。ネットは、人生の学校だ。学ぶ意欲がありさえすれば、教えてくれることは、無限だ。

 「ピリオドを打ちます」の若き詩人は、ネットという人生の学校で、にわかブロガーのオジサンにとても大事なことを教えてくれた。ありがとう。なんか会ったとたんにお別れのような感じだが、また、どこかできっと会える。だから、お元気で。

 けん君、ありがとう。このブログ記事をどこかで見てくれたら、オジサンは嬉しい。 


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