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雑感日記
リフォーム中
2013年08月10日
テーマ:テーマ無し
★いま、母の部屋を リフォーム中である。
築後40年が経っているのだが、母の部屋だけは日本間だし、何も触らずにいたのだが、
母が亡くなって遺品や家具などを片付けてみると、あちこちに傷みなども余計に目立ってしまった。
一応、キッチンのほかに6部屋もあるので、
家内と二人だけの生活では、新しく部屋を治してみても誰が使う訳でもないのだが、母が生活していた部屋を傷んだままで置いておくのも、ちょっと気になってリフォームすることになったのである。
別に『いま』やることもなかったのだが、
この夏休みの14日に鎌倉の孫が3人もトモダチを連れてきて、一晩泊めてくれという。
大学生の男の子だし、夏だからその辺で雑魚寝でもするつもりで、孫も頼んできたのだとは思うが、同じ泊めるのなら、まっさらの部屋のほうがいいに決まっている。
そんなことで、13日までに出来るだろうか?
とダイワハウスの人に聞いてみたら、『12日までに大丈夫』というので、お願いすることにしたのである。
★何ごとも、世の中と同じようなのはどうも納得できなくて、生き方の全ての基本が『差別化』になっている。
40年前、この家を建てた時も、ダイワに無理を言っていろいろと、好きなように創らせて頂いた。
当時の発想では4帖半などの部屋数が沢山あるような感じだったのを、玄関も、風呂場も、台所も、トイレも、少しづつ大きくしたし、壁はダイワの素材を使わずに他のメーカーの木素材を使ったりした。
当時壁に木の横板など殆ど見られなかったのである。
当時担当してくれたダイワさんの営業は、カワサキの広告宣伝課と取引していた印刷屋さんからダイワに代わった人だったので無理も聞いてくれたのだと思う。
大体三木のこの土地もダイワに移ったばかりのこの人が、私が仙台から明石に出張してきてた時に『三木にいい土地を開発中だから買ってくれ』というのである。
どんな場所かと一緒に観に来たら、土地をまだ造成中で見渡す限り造成中の土地が広がっていたそんな時期だったのである。
会社で付き合っていてよく知っていたし、騙すような人ではなかったので、その出張中に総務に聞いたら金も貸すと言うので買ってしまったのである。
昭和45年(1970)、 75坪ほどの土地が280万円ぐらいであった。
家を建てたのは、その数年あとのことである。
ダイワに移ったばかりの新人セールスが、昔の印刷屋時代の取引先の川重の人たちに売り込もうとしていたところに仙台から私が来ていたのである。
『古谷さんが買った』という事実で、その後の川重でのセールスは、そこそこ上手く行ったようである。確かにこの団地、川重の人いっぱいなのである。
多分私はその第1号のはずである。
★何ごとも、新しく創るのは、自分も好きだし、人が創るのを見ているのも好きである。
特に日本の職人さんの芸は大変立派だと思っている。
家の庭は、明石で戦前から出入りしていた庭師の人が独りで5年も掛ってぼつぼつと創ってくれた。その人曰く『今どきの造園屋とは違う』 と庭石の選び方から積み方までいろいろとその講釈を聞いているのはオモシロかった。
この家の2階もその他の部屋も一応はリフォームらしきことをしたのだが、その時も地元の職人然とした大工さんを頼んだ。
職人芸でいろんなことに拘るのだが、いつ出来るのか? 納期だけははっきりしないのである。
今回もその方に頼もうと思ったのだが、孫が来る14日までには、間違いなく完成したリはしないと思ったのでダイワさんにお願いしたのである。
流石にダイワさんで、日程表と見積もり、そして支払いなどはまさにきっちりとしている。
12日の完工も約束してくれた。
★今回は大工さん、電気屋さん、壁紙を貼る人、ふすまを貼る人、それに畳やさん、これだけの方にお世話になるのだが、この人たちはダイワハウスと繋がってはいるのだがダイワハウスではない。
大工さんの仕事ぶりも、その他今日壁紙を張ってくれる職人さんも、なかなか見ごとなのである。
床の間も未だ途中でこんな状態である。
床は出来あがって、12日に畳を敷きさえすればいい。
今日は明日壁紙を張るので、その下地作りである。
壁も天井も、板模様の壁紙を貼るのでその下地作業をやっているのだが、手際もいいし丁寧である。
こんな仕事は日本人しか出来ないのだろうと思う。
アメリカでも壁紙は張るのだが、こんな丁寧な作業はするはずはない。
見えないところなのに『なぜ?』と聞いたら、
『これをちゃんとやらないと、ちゃんと紙が貼れない』という答だった。
12日、どんな仕上がりになるのだろうか?
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