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雑感日記

お金について思うことー2 

2010年08月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


お金を貯めようとか、利殖をしようと言う感覚が全然と言っていいほどないのである。宝くじも買ったことがないし、株の売買も証券会社を通じてはしたことがない。大体株券は紙切れになってしまうと思っていたのである。事実、終戦で株券は紙切れになってしまった。今川崎重工業の株式は持っているがこれは社内貯金みたいな積み立てで幾らかになったものである。売る気は全然ないので、株価のチェックなどは全くしないのである。★自分の財布にそんなに大金を入れた経験もないし、ゴルフ代以上の金を自分で払った経験も少ない。何か少し大きいものを買う時の支払いはいつも家内である。現役時代もあまり金は持っていなかったし、自分で遣ったりもしなかった。三木から明石まで車での通勤だったし、安全本部長をしていたこともあって、明石では一切酒は飲めなかったのである。酒席でもいつもウーロン茶だし、そんな酒席は面白くないので極力夜の席は避けていた。もっぱら酒席は出張先であった。★個人の場合は、お金など普通にあればそれ以上は不要だと本当にそう思っていた。もし戦争がなかったら、どんなことになっているか解らぬがそれよりも現実の二輪事業を担当したカワサキでの生活は、何よりも面白かった。世の中にこんな面白い事業があるのだと今でもそう思っている。それもスタート時代に担当出来たので面白かったのだろう。少なくとも自分より詳しい営業や企画の人がいなかったのである。★そんなことで、個人の金にはほとんど関心を示さなかったのだが、会社では誰よりも金には関心があったと思っている。大体、大きな会社は事業部制などの経営をやっているのだが、あれは管理損益の計算をやっているだけで、実際の資金はみんな資金部がやってくれているのである。二輪事業の販社や海外の生産会社だけが、ほんとの事業経営をやっているのである。私の初めての営業が、東北の自前の代理店営業で、これは半分以上が資金繰りに神経を使わねばならなかった。まだ手形の時代で、銀行金利は日歩2銭5厘くらいだった。素人がバイクを売ったら儲かると思っていたらそうでもないのである。1年目の新米営業所長が売りに売って、金賞、銀賞など表彰状を総なめにしたのに、翌年は金が不足して代理店に行くよりは、ずっと銀行さんにアタマを下げ歩いていたのである。営業内はクロなのに、営業外で大赤字でどうにもならなかったのが、営業のスタートなのである。この経験は貴重であった。金の有難さは身にしみて解ったのである。『ものを金に換える』 それが出来て初めてものが売れたことになるのだが、売って売掛金に残っていても、それを回収して手形になっても、現金にならぬ限り、資金繰りには役に立たない。銀行さんは丁重ではあるが、金を貸してなんぼの商売だから、頼りになるようで本当は頼りにならないのである。赤字でも金さえ続けば倒産などしないし、いくら黒字でも金が止まれば危ないのである。『親方日の丸』と言われる大企業や行政で育った人は、アタマではそれが解っても、実戦ではそれを解決できないのである。川崎の中で極端に言えば、実際の金を回した営業の人などいなくて、金が解れば現場の売りが解らぬし、若い時期に小さくてもそのトータルシステムを体験できたことがよかったと思っているものを金に換える‐1、    初めての営業経験、東北時代、この経験があとで生きた。ものを金に換える‐2、    東南アジア、アラブの商人、華僑の商売、商売の仕方は変わるが、基本は金。ものを金に換える‐3、    これはメーカー単車事業部の話である。事業撤退かと言われる時期の企画を担当した。ものを金に換える‐4、    これは販売会社の話、当時の販社みんな無借金経営であった。私の二輪事業での経歴は東北の前が、ファクトリーのレース関係である。そして最後はユーザークラブKAZEなどを中心にした、二輪の遊びの世界中心の販社経営だった。ベースはみんな『金』である。★現在、NPO法人 The Good Times を主宰している。インターネットの世界を利用しているので、金は全然かからない。月の経費はゼロに近い。電話もないのである。経費ゼロなら、入ってきた金は余る。余った金をどう使うかだけを考えればいい結構なNPO法人である。個人の金は、極めていい加減なのだが、仕事の金については、非常に厳しいスタンスなのである。個人と違って、企業や法人の場合は金はあればあるほどいいのだと思っている。]]>

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